センバツ幻の加藤学園は1回戦敗退 藤枝明誠はサヨナラ勝ち 夏季静岡県高校野球大会

2020夏季静岡県高校野球大会◇1回戦、7イニング制◇12日◇静岡市・草薙球場ほか

 大会2日目、新型コロナウイルス感染拡大で中止にったセンバツに出場予定だった加藤学園は、1回戦で敗退した。同じ沼津市の飛龍と対戦し、2-3で逆転負けを喫した。競り合う展開で6回表に1点をリードしたが、同裏に2失点。追い詰められた7回表は、三者凡退に終わった。
 昨秋県大会優勝の藤枝明誠は、浜松修学舎に5-4でサヨナラ勝ちした。1、2回で4点をリードされながら、5回裏に一挙4点を入れて同点。最終回の7回裏には、1死二塁から9番伊藤侑稀(3年) が殊勲の二塁打を放ち、試合を決めた。
 19年夏、甲子園大会に出場した静岡は三島北に8-1。18年夏、甲子園大会出場の常葉大菊川は、相良に10ー0で5回コールド勝ちを飾った。強豪対決となった磐田東ー浜松工は、8ー5で磐田東に軍配が上がった。
 なお、加藤学園は、センバツ出場予定だった32校を招いて行われる甲子園交流試合(兵庫・西宮市、甲子園球場)出場が決定。8月12日、鹿児島城西と対戦する。