強盗で奪った1600万円隠したか「指示役」の元暴力団組員を再逮捕 すでに何者かが回収 80代夫婦被害の緊縛強盗事件 さらに上位役がいるとみて捜査

 静岡県長泉町で2025年12月、夫婦が縛られ現金1800万円が奪われた強盗事件で、元暴力団組員で指示役の男が奪った現金の一部を隠したとして再逮捕されました。

 組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕された元暴力団組員で、神奈川県平塚市に住む自称・建設業の35歳の男は2025年12月、長泉町の店舗兼住宅から奪った1600万円を、神奈川県内に隠した疑いが持たれています。男は指示役として、すでに逮捕されている8人と共謀し、長泉町の店舗を兼ねた住宅に侵入。80代の夫婦を縛って夫にけがをさせ、現金およそ1800万円を奪ったとして、逮捕・送検されています。

 警察は残りの現金200万円は、実行役らに報酬として分配したとみています。警察によりますと、隠匿された現金1600万円は、犯行直後の夜間帯に、男から指示を受けた何者かが車で神奈川県の人目のつかない屋外へ移動。その数十分後にその場から回収されたということです。

 男は夫婦の家に多額の現金があることを知った上で、犯行の計画にも関わったとみられています。警察は男の認否を明らかにしておらず、さらに上位役がいて、匿名・流動型犯罪グループの犯行とみて捜査を進めています。

事件現場を調べる捜査員 静岡・長泉町 2025年12月
事件現場を調べる捜査員 静岡・長泉町 2025年12月