約40キロでぶつかる…基準を超える速度が出る電動アシスト自転車でひき逃げ 「不安な思いにさせて申し訳ない」初公判で起訴内容を認める 静岡地裁

電動アシスト自転車でひき逃げをした罪などに問われている男の初公判が19日に静岡地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、静岡市清水区の会社員の男性(35)は4月、静岡市駿河区の歩道を電動アシスト自転車で走行中、前を走っていた自転車に衝突。会社員の男性(34)に左腕骨折など全治2か月のけがをさせたにも関わらず、その場を立ち去った罪などに問われています。初公判で男は起訴内容を認めました。冒頭陳述で検察側は男が基準を超える速度が出る電動自転車に乗っていたとし、衝突時には時速およそ40キロでぶつかったと指摘しました。被告人質問で男は「スピードが出ておかしいと思い調べたら基準を超えていることが分かったが楽だから乗り続けていた」と話しました。その上で「大変なけがを負わせてしまった。立ち去ったことで不安な思いにさせて申し訳ない」と謝罪しました。

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