ハウス茶園で新茶の初摘み「今年は今までにないほどおいしいお茶が」
春の訪れを感じさせる新茶の初摘みが静岡県島田市内のハウス茶園で始まりました。
初摘みが行われたのは島田市阪本にあるハウス茶園です。
園内では午前8時ごろから農家の主婦ら18人が出て10センチほどに育ったもえぎ色の新芽を手際よく摘み採っていきました。
品種は県内の主力品種である「やぶきた」です。
ハウス内は初夏のような気候に温度や湿度が保たれており、生育は順調で摘み取り時期は例年並みとなりました。
生産者・大塚隆秀さん:
「冬ちゃんと寒いことで美味しさが蓄えられて、春先スムーズに伸びる事によって苦味渋味が抑えられます。今年が今までにないほどおいしいお茶が採れると思っています」
ハウス茶園では16日から10日ほどかけ生葉およそ200キロを摘み採り、製品化された新茶は18日から近くの直売所で販売されます。