新幹線の自動運転実験…浜松⇒静岡の誤差わずか2秒 2028年の導入目指す
2028年の運用開始が計画されている東海道新幹線の自動運転の実験が、メディアに初公開されました。
終電の後、浜松と静岡間の本線上で行われた実験では運転士がボタンを押すだけで、新幹線が浜松駅を出発しました。
車内のコンピューターで速度を自動に調整し、予定時刻とわずか2秒の誤差で静岡駅に到着しました。停止位置も誤差はほとんどありませんでした。
新幹線の本線を使って営業速度で行われた実験は、今回が初公開です。
JR東海新幹線鉄道事業本部 辻村厚常務執行役員:「まずまずいい結果がでたのかなと思っている。試験でデータをためながら、ブラッシュアップしていくことを、これからやっていきたい」
JR東海は2028年に自動運転導入を目指し、順次拡大していく方針です。