中山真珠県議の無免許運転問題 自民「辞職勧告決議案提出」をいったん保留し推移見守る 静岡県議会

 静岡市清水区選出の中山真珠県議の無免許運転問題。最大会派の自民改革会議は、8月下旬にも辞職勧告決議案を出す方針を示していましたが、17日の会合で「しばらく状況の推移を
見守る」ことを決めました。

画像1: 中山真珠県議の無免許運転問題 自民「辞職勧告決議案提出」をいったん保留し推移見守る 静岡県議会

中山真珠静岡県議:「心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」

 運転免許が失効していながら車を運転をしていた清水区選出の中山真珠県議は先週、会見で謝罪しました

 この問題を巡っては、県議会最大会派の自民改革会議が辞職勧告決議案を出す方針を示しています。

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西尾梓アナウンサー:「現在こちらの部屋では自民改革会議の役員会が行われていて中山真珠県議の無免許運転についての対応を協議しています」

17日午前開かれた役員会。およそ30分の話し合いで決まったことは。

自民改革会議 増田享大代表:「しばらく状況の推移を見守るという形で対処させて頂きたいということをご了承いただいた。議会事務局からも、(中山県議が)体調を崩しているということも聞いているので」

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 増田代表は、現時点で中山県議本人から議会に対して状況の説明がないことを決断理由に挙げました。中山県議はこれまで2度設けられた議長らに対する説明の場を、体調不良を理由に続けてキャンセルしています。

 当初、自民改革会議は臨時議会の開催を請求し、8月下旬にも中山県議に対する辞職勧告決議案を諮る方針でしたが、9月定例会へ先延ばしになる可能性が出てきました。