閉店まであと半年 「期間限定ショップ」が相次ぎ開店するワケは 売り上げも4.1%アップ 静岡・葵区「静岡パルコ」
大場舞桜アナウンサー(静岡・葵区 12日):「昨年末に閉店が発表された静岡パルコ。20年の歴史に幕を下ろすまで、残り半年あまりとなりました」
客の10代女性:「びっくりした。まだ1年あるくらいの感覚だったので、ずっと小さい頃からよく行っていたから、行くところがなくなっちゃうレベル」
客の20代カップル
男性「遊びに来る時には絶対ここに寄っていたので、なくなってしまうのは寂しい」
女性「パルコ来ればなんでも揃うなみたいな気持ちがあるので、デートで毎回来ていたなという思い出」
静岡市葵区の大型商業施設「静岡パルコ」。駅前のランドマークとして、20年近くにわたり、世代を超えて親しまれてきました。
2007年、西武百貨店の跡地にオープンした静岡パルコ。地下1階から地上8階までに151店舗が入り、若者向けのファッションや雑貨を中心に人気を集めました。
しかし、その後は、近隣の競合店の開業や、インターネット通販の拡大などにより、売り上げは低迷。昨年度の売り上げは、ピーク時に比べ、およそ25%減少しました(2010年度(ピーク)109億9300万円/2025年度81億8300万円)。
そして、去年11月—。
パルコ 溝口岳取締役:「本日2025年11月28日の取締役会で、静岡パルコの営業終了が決定しましたので、皆さんにお知らせします」
来年1月末での閉店が発表されました。
静岡パルコ 梅井宏和店長(12日):「個人的には非常に残念な思いがあったが、残りの営業期間をどのように営業していくか、最後まで皆さんに楽しんでもらうにはどうしていったら良いのかという気持ちに変わった」
カギは「期間限定ショップ」
閉店までの1年間、どのように客を楽しませるか—。カギとなるのが、「期間限定ショップ」の出店です。
閉店の時期が迫ることから、長期のテナント契約ができないため、パルコ側は数週間から数カ月といった短期間で、人気キャラクターのグッズなどを扱う店舗を誘致する戦略に乗り出しました。その影響もあり、直近3カ月の売り上げは、前の年を4.1%上回る結果に。
静岡パルコ 梅井宏和店長:「期間を柔軟にすることによって、出店してもらえるケースが増えるというのが、パルコ側のメリットでもあるし、お客さんに対しては、なかなか静岡で見ることができないショップに来店してもらえるというのがメリットなのかな」