国1バイパス工事 8人死傷の橋げた落下事故 現場責任者ら3人を不起訴処分「結果回避可能性を認めることは困難」

 3年前、静岡市清水区の国道1号バイパスの工事現場で橋げたが落下し、8人が死傷した事故で、書類送検されていた現場の安全管理などを担当していた責任者3人が不起訴処分となりました。

 2023年7月、静岡市清水区の国道1号静清バイパスの工事現場で、全長およそ63メートル、重さおよそ160トンの橋げたが設置作業中に落下し、まきこまれた作業員2人が死亡したほか、6人が重軽傷を負いました。この事故をめぐり、工事に関わった建設会社の現場責任者ら3人が、作業員の安全を確保せず作業を行ったとして、業務上過失致死傷の疑いで書類送検されていました。この3人について、静岡地検は26日付で不起訴処分としました。理由は「捜査を尽くし、慎重に検討したが、本件事故の具体的な予見可能性や、結果回避可能性を認めることは困難であり、関係証拠の内容を踏まえた結果」としています。

事故現場 静岡市清水区
事故現場 静岡市清水区