両棋士が選んだ「勝負メシ」は浜松市の同じ店だった! 将棋の王位戦第一局は伊藤匠二冠が藤井聡太六冠に勝利

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 5日まで2日間、浜松市で行われた将棋の王位戦。頂上対決の様子と注目の「勝負めし」を取材しました。

 浜松市では15年ぶりの将棋タイトル戦となった王位戦。その対局に臨んだのが7連覇中の藤井聡太六冠。相手は小学生時代からのライバルで、王位戦初挑戦の伊藤匠二冠です。

 2人で将棋界のタイトル全てを持っている注目の対局ですが、地元ではもう一つ、気になることが。

●藤井聡太六冠:
「合わせて92品というのは私も初めてで」

●伊藤匠二冠:
「非常にメニューの方は悩んで、ちょっと自分では決めきれない部分も多くて、家族と相談したりとかして(会場笑い)」

 それは、2人が食べる「勝負めし」と「勝負おやつ」です。

 浜松市では5月からおよそ1か月間、市内の飲食店や菓子店に応募を呼びかけました。その結果、集まった勝負めしと勝負おやつは合計92品。地元の特産品を使ったメニューが多く集まりました。

 その中で初日の昼ご飯として2人が選んだのが、浜松市中央区にある飲食店「中ノ庄」のメニューです。

 伊藤二冠が選んだのは浜名湖産のうなぎを使った「うな重」。炭火で皮をパリッと焼き上げながらも、身はふっくらとしたうなぎが丸々一尾乗っています。

 そして、藤井六冠は「うなぎのまぜご飯」を選びました。浜名湖周辺の郷土料理で「ぼく飯」と呼ばれていて養殖場で働く人たちが、かつて「まかない」として食べていたのが発祥です。

●大野裕輝記者:
「こちらが今回選ばれた鰻のまぜご飯です。それではいただきたいと思います。ふわっとしたうなぎと大きめに切られたゴボウの食感が非常に良く、少し甘めに味つけられたタレもあって、非常にご飯が進む味です」

 両棋士が同じ店から選ぶのは珍しく、店長の小関勝さんも驚きを隠せません。

●小関店長:
「びっくりしてます、正直。もうすでに明日『まぜご飯食べたいです』というお客様も。ご予約は承っていますので、これから反響はあるのかなと」

 こうした食事も活力に対局は進み、初日に伊藤二冠がリードを奪うと、2日目も追随を許さず、138手で勝利を収めました。

●伊藤匠二冠:
「1日目から終盤戦のような展開になって、かなり難解だと思っていました。しっかりと時間を使って指せて充実感のある時間ではありました」

●藤井聡太六冠:
「結果として少し形勢を損ねるような形になってしまったかなと思うので、難しい局面をなんとか続けられるように集中して臨みたい」

 次の第2局は15日と16日に神戸市で行われます。

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