登呂博物館で不適正な会計処理 職員3人を懲戒処分 静岡市
静岡市駿河区の登呂博物館で、不適正な会計処理があり必要のない手数料が業者に支払われていたとして、市は職員3人を懲戒処分にしました。
市によりますと、登呂博物館では2018年5月から2020年11月までの間、イベントに使う塗料や感染症対策の消毒液などを購入する際、本来は業者に見積もりを依頼し業者を通じて購入するべきところ、職員が自費で購入した後に業者から見積書や納品書を提出させて、業者を通じたように会計処理をしていました。
この不適正な処理は合わせて28件、およそ38万円分あり必要のない手数料4万円あまりが業者に支払われていました。
市は業者に手数料の返還を求め、関与した職員3人を減給1か月や戒告の懲戒処分にしました。