豚熱の感染が確認された静岡・富士宮市の養豚場ですべての防疫措置が終了 「選択的殺処分」を全国で初めて実施
静岡県は7月4日に豚熱の感染が確認された富士宮市の養豚場で、すべての防疫措置が終了したことを発表しました。
今回の防疫措置では、感染リスクの高いブタのみを殺処分する「選択的殺処分」が全国で初めて実施されました。
感染リスクの高いブタ、1092頭の殺処分は7日までに終了していて、8日以降に産まれて免疫を持たない赤ちゃんブタ138頭も21日までに殺処分されています。
その後、21日にかけて定期的な清掃・消毒作業が行われ、一連の防疫措置が完了しました。
今回動員された作業員はのべ179人で、全頭殺処分が行われた5月の措置と比べ、およそ5分の1の人数となっています。
静岡県の鈴木康友知事は、「全国初の選択的殺処分を実施し複雑な防疫措置となったが、農水省のご指導をいただきながら円滑に実施することができた。県としては発生農家への経営再建に向けた支援に取り組むとともに、県内の養豚農家に対して発生予防対策を強化していく」とコメントしています。
県は当面の間、発生した養豚場の移動制限や県への報告などを行う監視プログラムを継続するとしています。