高校時代は無名…遅咲きのスイマー高橋航太郎選手 母校の壮行会で「メダルを取っていい報告をしたい」 静岡市・静岡東高校
競泳で東京オリンピック出場が内定した高橋航太郎選手が母校の静岡東高校を訪れ、在校生からエールを送られました。
自衛官の制服を身にまとい、凛々しい表情で姿をあらわしたのは…。
競泳男子800メートルリレーで東京オリンピック日本代表に内定した自衛隊の高橋航太郎選手です。
母校の静岡東高校では、全校生徒が集まって壮行会が開かれ、後輩たちがエールを送りました。
生徒会長 山本亜佑美さん:「東高生一同、高橋さんにとって最高の泳ぎができることを心から応援しています。頑張ってください」
高橋航太郎選手:「静岡東高校は、夢を追いかけるにも夢を見つけるにもすごくいい環境だと僕は思っています。僕もオリンピックまで残り3カ月、頑張っていきますのでぜひ応援よろしくお願いします」
高橋選手は静岡市清水区出身で、2012年に静岡東高校を卒業。在学中は結果を出せず、ほぼ無名でしたが、27歳にして念願のオリンピック出場内定を勝ち取った遅咲きのスイマーです。
壮行会では水泳部の部長を務める渡部寛大さんから花束が手渡され、最後は校歌で激励を受けました。
高橋航太郎選手:「他の3人と協力して、メダルを獲得してまたさらにいい報告が、帰ってきてできるように頑張りたい」
水泳部部長 渡部寛大さん:「オリンピックは静岡東高校からは初だったのでとても誇らしい。コロナ禍ということもあり、大変なこといっぱいあると思うが、頑張って泳ぎ切ってほしい。応援しています」
在校生らは、高橋選手に大きく手を振って、夢舞台へと送り出しました。