友人に紹介されたバイトが強盗だった? 22歳の被告に拘禁刑5年6カ月求刑 「強盗と知ったのは犯行当日」と弁護側は執行猶予を求める
2月に静岡県伊豆市の住宅で起きた強盗事件で、実行役を現場に運んだ男の初公判が開かれました。男は起訴内容を認め、検察は拘禁刑5年6カ月を求刑しました。
起訴状などによりますと、横浜市旭区に住む22歳の会社員の男は2月、他の人物と共謀し、伊豆市の住宅に侵入し、住人の90代女性の口を手でふさいで「金はどこだ」などと脅迫し、現金20万円などが入った金庫を奪ったとされています。
男は初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めました。
板垣亮記者:「男が犯行に及んだのは、友人にバイトを紹介されたことがきっかけでした。裁判では事件に関わった背景について、自らの口で語りました」
被告の男:「人の送迎だと思っていた。男3人組が車に乗ってきて、すぐに修善寺に向かってと言われた。自分の中で金に困っているというのが強かった」
男は20万から40万円で、友人の代わりに3人組の男を住宅近くまで送る役割を果たしていました。友人から「強盗の送迎」と聞かされたのは犯行当日で、犯行現場は「今も知らない」と主張しました。
一方で検察は、犯行前日にLINEで「タタキいやだよ」などと話していたとする友人の供述を明らかにしていて、裁判官から事前に強盗と分かっていたのではと追及される場面もありました。
検察は運転手役として犯行に必要不可欠な役割を担ったなどとして、拘禁刑5年6カ月を求刑。一方で弁護側は、指示された場所に送っただけで、報酬の支払いもなく、従属的な立場だったなどとして、執行猶予付きの判決を求めています。
判決は21日に言い渡される予定です。