【袴田事件】検察の特別抗告はあすが期限 姉・ひで子さん「出たときは出たとき」
袴田事件の再審開始決定に対する検察の特別抗告の期限が20日に迫る中、浜松市で支援者集会が開かれ、袴田巌さんの姉・ひで子さんは「頑張っていきます」と決意を述べました。
ひで子さん(90):
「57年闘ってやっと再審開始です。ありがとうございます。頑張ってまいります」
袴田事件を巡っては13日東京高裁が再審開始を認める決定を出しましたが、検察は20日の期限までに特別抗告をする方向で検討しています。
19日午後、浜松市で開かれた袴田さん応援大会には支援者らおよそ160人が出席し、弁護団の角替清美弁護士は「特別抗告は時間の無駄」と検察の動きをけん制しました。
検察の特別抗告について袴田巌さんの姉ひで子さんは。
ひで子さん:
「出てみなきゃわからん。出るもんだか、出ないもんだか。出たときは出たとき。」