新たに女性1人の遺体発見…重機で重点的に捜索している地区で 死者13人、行方不明16人に 静岡・熱海市の土石流災害

 静岡県熱海市で土石流が発生して、あす17日で2週間です。現場で新たに女性1人の遺体が見つかり、死者は13人となりました。

画像: 新たに女性1人の遺体発見…重機で重点的に捜索している地区で 死者13人、行方不明16人に 静岡・熱海市の土石流災害 youtu.be

新たに女性1人の遺体発見…重機で重点的に捜索している地区で 死者13人、行方不明16人に 静岡・熱海市の土石流災害

youtu.be

須藤誠人アナウンサー:「東海道新幹線の山側。多くの隊員の姿が見える。特に数をかけて集中的に捜索活動を行っている」

 きのう15日から本格的に重機が投入されて捜索活動が続けられていましたが、その重機が活動している地区できょう16日午後、新たに女性1人の遺体が見つかり 死者は13人となりました。身元はわかっておらず、いまだ16人が行方不明のままです。

 一方、静岡県はきょう16日、2次災害の対策について検討する発災後2回目の専門委員会を開き、土石流の警戒監視のために崩落の起点と見られる場所に、新たに「傾斜計」を6基設置することを明らかにしました。目で見てもわからないような僅かな傾きを察知するもので、危険を知らせる判断材料が増えることになります。また、今後は避難生活を続ける人の帰宅解除の範囲や基準についても検討していくことが決まりました。