国からのコロナワクチン供給が減少? 静岡市が接種計画見直しへ 完了は来年1月の可能性も
静岡市は新型コロナワクチンの供給量が減った場合、希望者への接種完了が2カ月ほど遅れるとの見通しを示しました。
静岡市
田辺信宏市長:「ワクチンの供給にあわせて、接種ペースを落としていかなければなりません」
ワクチンをめぐっては、国からの供給量が今後減少する可能性があるとして、各自治体が接種計画の見直しを迫られています。
静岡市では6週間を1クールとし、これまでの計画では国からの供給量を最大およそ20万回分と見込んでいましたが、来月後半からは3割ほど少なくなり、およそ13万7千回分に減るとみています。このためすべての希望者への接種が完了する時期は、11月末を目標とするものの来年1月末にずれ込む可能性があるということです。
来月予定している次のクールでは、当初の計画を数日遅らせて来月5日に予約開始、16日に接種開始と変更し、60歳以上でまだ接種を受けていない人と59歳以下の基礎疾患がある人、さらに福祉施設の従事者らを優先して実施するということです。
静岡市の田辺信宏市長は国にワクチンの安定供給を求めていて、今後も供給量に応じて接種計画を見直す方針です。