「線状降水帯」が静岡県に発生する恐れ このあとの激しい雨に警戒が必要 川根本町では土砂災害に男性作業員が巻き込まれ意識不明
● 坂井剣一郎記者:
「こちらは川根の観光名所夢のつり橋へと向かう一本道です。土砂崩れは川を挟んだ向かい側の林道を進んだ先で起こったとみられます」
川根本町の工事現場で発生した土砂災害。のり面を工事していた60歳の男性作業員が巻き込まれ、意識不明となっています。
秋雨前線の影響を受け、各地で急な激しい雨となった県内。あす朝にかけて「線状降水帯」が発生する恐れがあり、厳重な警戒が必要です。
●坂井剣一郎記者:
「こちらは川根の観光名所夢のつり橋へと向かう一本道です。土砂崩れは川を挟んだ向かい側の林道を進んだ先で起こったとみられます」
降り続いた雨は工事現場に被害を及ぼしました。
消防に通報が入ったのは午前9時半ごろ。
●工事関係者:
「工事現場で土砂崩れが発生して工事をしている1人が土砂崩れに巻き込まれた」
現場は、寸又峡(すまたきょう)温泉街の「夢のつり橋」付近の林道。こちらは2023年の現場付近の画像。道は狭く、山の斜面は急になっていて、柵などはありません。
関係者によりますと、午前8時半ごろから作業員8人で、のり面を整備する工事をしていたところ土砂が崩れてきたと言います。このうち7人は逃げて無事でしたが、60歳の男性作業員が巻き込まれ、およそ1時間後に作業員らにより救助されましたが意識はなかったということです。
きょうも日本付近に停滞した秋雨前線。気象庁は、東海地方に線状降水帯の予測情報を発表していて、県内では、あすの夕方まで「線状降水帯」が発生する恐れがあります。
● 坂井剣一郎記者:
「静岡市では2~3時間前まで雨が降っていましたが、現在は晴れています。空を見ますと青空も見えますが、すぐ近くには黒い雲も広がっていて不安定な天気ということがうかがえます」
午前中、晴れ間も覗いた静岡市内。しかし…。
● 片寄翔太アナウンサー:
「正午過ぎの静岡駅前です。ご覧のようにざーっと滝のように大粒の雨が降っています。地面を強く打ちつけるように雨が降っています。ものの10分で屋根の下にも水溜りができてしまっています」
交通にも影響がでました。
●植田結衣子アナウンサー:
「午後5時過ぎのJR静岡駅です。東海道新幹線が運転見合わせが続いていて、多くの人が対往生しています」
大雨の影響で、午後3時半ごろから上下線ともに一部区間で運転を見合わせた東海道新幹線。
●大阪から( 80代):
「大阪へ帰る予定だが、ちょっと心配」
Q.名古屋方面で新幹線止まっているが?
「どうしましょう、どうしたらいいんでしょう、どうしましょう、困りますね」
JR東海によりますと、現在は上下線ともに運転を再開したものの、いずれも遅れが出ているということです。
県内の広い地域に雨をもたらしている秋雨前線。あす夕方までに予想される24時間の降水量は全域で200ミリとなっています。これまでの雨で地盤の緩んでいる所があり、この後、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。