通夜に静岡県知事名の供花 指摘受け告別式前に外す 県スポーツ協会が独断で…「法律の理解が不十分だった」
静岡県の川勝平太知事が会長を務める県スポーツ協会が、3日に行われた関係者の通夜に、川勝知事の名前で供花を飾っていたことがわかりました。
静岡県 川勝平太知事:「スポーツ協会の会長を拝命しておりまして、監督責任を感じております」
関係者によりますと、沼津市で3日に行われたスポーツ団体関係者の通夜に、「県スポーツ協会会長 川勝平太」と書かれた供花が飾られていました。これを見た参列者から県に報告があり、翌日の朝、県が「名前が出ているのは問題なので対応してほしい」と指摘したため、告別式の前に名札は外されたということです。
公職選挙法では選挙区内の有権者への寄付行為を禁じていて、県スポーツ協会は、知事の判断を仰がず独断で行ったとした上で「法律の理解が不十分だった」としています。
静岡県 川勝平太知事:「名前を書くなどというのはしてはいけないことは、いわばイロハなんですね。組織の問題ですので、組織の長として責任を感じているので、具体的にどういうことだったのかご説明をいただいて、それからということにしたい」