富士山噴火を想定した子どもの引き渡し訓練

静岡県裾野市では富士山の噴火を想定した園児・児童・生徒およそ150人の引き渡し訓練が行われました。

画像: 富士山噴火を想定した子どもの引き渡し訓練 youtu.be

富士山噴火を想定した子どもの引き渡し訓練

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 この訓練は富士山の噴火警戒レベルが警報にあたる3に達した想定で、緊急時の子どもたちの安全確保と保護者と学校、地域の連携をスムーズにするのが目的です。

 須山幼稚園・須山小学校・須山中学校で行われた訓練では、教室に迎えに来た保護者を先生がしっかりと確認をしてから、確実に子どもたちを引き渡していました。

保護者 女性:
「身近に富士山があるので訓練しておかなければ、いざという時に困るなと感じた。何かあった時にすぐにお迎えに来られる態勢を作っておく必要があるとすごく感じた」

保護者 男性:
「いざという時に備えてしっかり行動できるようにしておくのが大事だと思うので日頃からしっかり訓練したいと改めて思った」

裾野市危機管理課 山本泰男:「この須山地区というのは噴火口ができるところに近いところなので、意識を持っていただく必要があると考えています」

 市では今後も訓練を続けていく方針です。