リニア着工カウントダウン 静岡県「異常確認したら工事中断求める」「異変の兆候も見逃さない」監視体制も説明
静岡県議会でリニアに関する論戦が展開されました。リニア新幹線静岡工区の工事を巡り、県は異常発生時に工事の一時中断を求める姿勢を改めて強調しました。
28日の県議会で代表質問が行われ、リニア静岡工区着工後のモニタリングについて、県が新たに設置した「中央新幹線部会」の対応が問われました。
自民改革会議 河原﨑全県議:「どのような状況となれば、有識者に判断を求めるのか、県の考え方について伺います」
県はJR東海との対話で定められた36項目について、「中央新幹線部会」に報告されるモニタリング結果が管理値を超えた場合、工事の一時中断を求めると説明。さらに。
静岡県 平木省副知事:「専門部会における具体的な管理値等がなくとも、環境関連の諸法令に基づき、万一基準値の超過が確認された場合は、工事の中断や是正措置など必要な対応を求めてまいります」
さらに着工前のデータと比較しながら、異常の兆候を早期に捉えていく方針も示しました。
一方で7月に合意したJR東海の地域振興については「定期的な協議の場を通じて連携する」と述べるにとどめ、具体的な取り組みへの言及はありませんでした。
県と静岡市はリニア静岡工区で必要な法令許可を既に出していて、着工へのカウントダウンが始まっています。