膠着するリニア問題。立場が違う2人が互いに納得する答えは出ないのでしょうか。
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川勝知事とJR東海・金子社長の定例会見が同じ時間に行われました。 水問題の結論を出す場はどこなのか、両者の認識の違いが浮き彫りになりました。

JR東海 金子慎社長の会見

JR東海 金子慎社長 「感染が広がる中で利用が落ちていて将来について悲観的なことを言う動きも一部あるが、東海道新幹線のバイパスを作る必要は依然として必要なので『全く揺らぐところはない』」 午後2時からの定例会見で、リニア中央新幹線の必要性を改めて強調したJR東海の金子慎社長。JRは先月、国交省の有識者会議でトンネル工事への影響を予測するデータを示し、中下流域での水の利用に「影響はない」としました。 しかし、この主張を踏まえて先週開かれた県の専門部会では、JRの分析は「不十分」と指摘されました。

JR東海 金子慎社長
「私たちはこの問題を早く解決したいと、一生懸命説明をしているつもり。データも出しているつもり。ただ受け取る人がこれではということでなかなかここまで時間がかかっている」

一方で、静岡工区での工事着手に向けては、国の有識者会議で一定の結論が出るとの認識を示しました。

JR東海 金子慎社長
「国の有識者会議が、流域地域の方々の納得を念頭に置いて議論を進めているので、そこでしっかり対応していくことが何より大事で、そこがしっかりできれば、そのあとの問題はスムーズに進みやすいと思っている」

これに対して金子社長と同じ時間に会見を開いたこの人は。

川勝県知事の会見

記者 「金子社長が『国の有識者会議には県の専門部会の委員も入っていてその結論を専門部会に戻して議論し直すことは県はしないだろうし、しないことを期待する』と発言したが知事の見解は」

静岡県 川勝知事
「ちゃんと持って帰ってやります。地元の理解を得るための議論がいま科学的になされているということです。その意味で、残念ながら金子社長に対しては期待外れで申し訳ないとお伝えください」

記者からの質問にこう切り返した川勝知事。国の有識者会議の結論を県の専門部会に持ち帰る従来からの意向を強調しました。
さらに、県と国、それぞれの会議を比較し、公開の在り方をめぐって国の姿勢を批判しました。

静岡県 川勝知事 
「なんとなく前回の有識者会議は会議を早く収束させようというような意図が垣間見えたかなと。学者がデータに基づいて議論するわけですから、いわゆる御用学者のように、ある政治的な意図を持ってそこに正当化するための議論をするということでもない限り、隠すべき必要はま
ったくない」

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