連日の暑さで熱中症患者が急増しています。その背景には新型コロナの感染拡大も影響していました。限られた時間の中で患者の状況を把握し、治療にあたる救急医療の現場を追いました。
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 連日の暑さで熱中症患者が急増しています。その背景には新型コロナの感染拡大も影響していました。限られた時間の中で患者の状況を把握し、治療にあたる救急医療の現場を追いました。
 サイレンの音が近づいてきました。救急車の到着です。
「おはようございます。医師の田中と申します。お名前教えてください」
 静岡市の静岡済生会総合病院。きょうも熱中症の疑いがある高齢の患者が救急搬送されました。
消防隊員:「8時半からのデイサービス行こうとして、熱を測ったら8度3分あったということで救急車。あと動けないということで救急車。
医師:「家はどんな感じ?」
消防隊員:エアコン使っていたと言うが、暑かった」
医師:「環境自体が暑かった?」
消防隊員;「暑かった」
 患者や付き添いの人から、体調が悪化した当時の状況を聞き取ります。
医師:「うまく立てないみたいだけど、自分では何が原因か分かりますか?」
「暑いですね、体がすごく」
 新型コロナなどの感染症と、即座に判別しにくいという高齢者の熱中症。症状や行動歴を周囲が把握できていない場合や自分で説明できない場合があるためだといいます。
静岡済生会総合病院救命救急センター 小柴真一センター長:「熱中症の可能性あるけど、背景にコロナウイルス含めた感染症の可能性もあるので、せきがないとか、味覚嗅覚の障害ないとか、そういったお話を聞かせてもらいながら、リスクをしっかり分けて、熱中症なのか感染症なのかしっかり分けていきたい」
 先月後半に熱中症の疑いで、この病院に救急搬送された患者は2人でしたが、今月に入り連日の暑さで患者が急増しています。
静岡済生会総合病院救命救急センター 小柴真一センター長:「今月に入ってくると、40人なので、20倍になっています。この土日は本当に患者さんが多かった」
 また猛暑に加え、熱中症患者増加の要因となっているのが新型コロナの影響です。外出を控える生活が続き、体力が低下していること、そして炎天下でのマスクの着用が熱中症へのリスクを高めていると言います。
静岡済生会総合病院救命救急センター 小柴真一センター長:「マスクをしていると、体から熱を逃がしにくくなる。口の周りの温度が上がるし、あとは若干喉の渇きも感じにくくなるという方がいらっしゃるので、熱中症にはなりやすいと思う」
 知らぬ間に迫る熱中症の危険。水分や塩分の補給と共に今年はマスクの着け方にも十分な注意が必要です。
静岡済生会総合病院救命救急センター 小柴真一センター長:「屋外で人と距離が保たれているときは、適宜マスクを外して体の外に熱を逃がしてあげることが大事になってくる」

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