内田篤人の輝かしいキャリア 清水東高→鹿島1年目の開幕戦先発→ドイツで活躍→W杯2度選出

 静岡県函南町出身で元サッカー日本代表DF内田篤人(32)が、現役を引退することになった。所属のJ1鹿島アントラーズが20日、公式サイトで「8月31日をもって契約を終了し、8月23日(日)J1リーグ第12節 ガンバ大阪戦終了後に引退の挨拶、8月24日(月)にオンライン記者会見を予定しております」と発表した。

 以下、内田のプロフィール、公式戦成績、獲得タイトル。
◆内田篤人(うちだ・あつと) 1988年(昭63)3月27日、静岡県函南町生まれ。函南SSS-函南中-清水東高でプレーし、2006年に鹿島アントラーズに入団。同年シーズン開幕戦でスタメンに抜てきされ、2007~2009年のリーグ3連覇に貢献した。2008年、2009年にはJリーグベストイレブンに選出された。2010年7月には、ドイツ1部リーグのシャルケに完全移籍。17年8月に1年契約でドイツ2部ウニオン・ベルリンに移籍。18年から鹿島に復帰した。176センチ、67キロ。
■公式戦通算成績(2020年8月20日現在)
・J1リーグ 147試合 3得点
・リーグ杯 25試合 0得点
・天皇杯通算 15試合 1得点
・AFCチャンピオンズリーグ 24試合 3得点
・ゼロックススーパー杯 3試合 0得点
・ドイツ1部リーグ 104試合 1得点
・DFBポカール(ドイツ杯) 8試合 0得点
・UEFAチャンピオンズリーグ 31試合 1得点
・UEFAヨーロッパリーグ通算 9試合 0得点
・ドイツ2部リーグ 2試合 0得点
■獲得タイトル:
・Jリーグ優勝(2007、2008、2009)3回
・天皇杯優勝(2007)1回
・AFCチャンピオンズリーグ優勝(2018)1回
・ゼロックススーパーカ杯優勝(2009、2010)2回
・DFBポカール(2010年11月、ドイツ)
・DFLスーパー杯(2010/11、ドイツ)
■鹿島での個人タイトル:
2008、2009 Jリーグベストイレブン

画像: 引退が決まった内田篤人

引退が決まった内田篤人