この新型コロナの影響で県内の病院にはアルコール依存症の相談電話が増えているといいます。
元患者が語る依存症の怖さとは。
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アルコール依存症患者:「一日3合4合、ウイスキーでもなんでも飲んでいました。自分で心を縛っていたんじゃないかと思うんです気が付かないうちに、過ちを言い訳しながら自分に、でまた過ちを繰り返していたんじゃないかと思う」

この男性は今年、アルコール依存症と診断され、専門の病院で3カ月ほど入院生活を送りました。
仕事もできなくなり、今は生活保護を受けて一人で暮らしています。

アルコール依存症患者:「飲酒欲求は少ないというか、ないというとうーん…。おれはずっと一人なもんで、一人だし危ないかもしれないと退院の時に言ったんです 飲酒するかもしれないかも ううん…」

常につきまとう誘惑・・・。

アルコール依存症とは、長期間の飲酒により酒の量やタイミングをコントロールして飲むことが
できなくなる症状。全国におよそ100万人がいると言われています。

アルコール依存症 患者の思い

断酒会の誓い:「断酒の誓い。一つ、私たちは酒に対して無力であり自分ひとりの力だけではどうにもならなかったことを認めます」

依存症の人たちが集まる断酒の会。会員は、互いの胸の内を明かすことで、誘惑を断ち切ります。

断酒会 会員男性:「酒が悪いんじゃなくて私が悪いんだと お酒に飲まれる 飲まれる自分が悪いのかなって思っています。お酒を飲むと悪い私がでちゃうんで」

苦しいのは本人だけではありません。

断酒会 会員の妻:「私がこれだけ言ってね なんでそんな苦しい思いまでして飲まなければならない、そんなに苦しかったらお酒やめればいいじゃん なんでやめられないそういって責めていました」

アルコール依存者を支えあう断酒会

 断酒の会の拠点は県内に23カ所。週に1回の集会を開き、参加者で支えあってきました。

断酒会 会員男性
「お酒は飲まない!断酒会には通う。これからみんなに恩返しじゃないができることをやっていきたいと思っている」

しかし、新型コロナウイルスがそのつながりを引き裂きました。

聖明病院 古川愛造院長:
「一人で家で孤独に そして孤独を紛らわすため 先の見えない不安を紛らわすために飲む そういう機会が大変増えています」

富士市にある聖明病院。4年前に県の依存症治療拠点機関として認定され、治療の中心的な役割を担っています。

聖明病院 古川愛造院長:
「依存症の専門病院はいまどこの病院でも入院患者であふれかえっていますね。てんてこまいの状況が続いている」

また、アルコール度数7パーセント以上のチューハイに注意を呼び掛けます。

聖明病院 古川愛造院長:「あれはですねアルコール依存症になるリスクが大変高い飲み物だなと。当院に受診される患者さんはほとんどそれです」

アルコール依存者への周囲の理解

 アルコール依存症は予備軍も合わせると200万人にものぼり、その数は急速に増えているといいます。だれもがアルコール依存症になる可能性がある中で、医師は正しい理解を呼び掛けます。

聖明病院 古川愛造院長:「アルコール依存症というのは気持ちの持ちようや意志の強さ全く関係なく、これは病気ですから他の慢性疾患、例えば糖尿病そういった病気と同様に治療が必要です」

アルコール依存症は誰でもなる可能性があります。周囲は意思の弱さと突き放すのではなく病気であることを理解し治療を促すことが大切です。

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