大鐘測量設計 受付の女性
「今ですね荷物が、田崎さんあてに1点届いていますので、下までお願いします」
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 島田市の大鐘測量設計。この日届いたのは会社あてではなく、個人あての荷物です。宅配便は自宅に届けられるのが一般的ですが、いま、自宅以外で受け取る動きが広がっています。
この会社では2年前から従業員個人の荷物を受け取ることができるようにしました。

 休日、家で荷物が届くのを待っているだけの時間がなくなり、余暇も充実しているといいます。

大鐘測量設計 田崎弘和さん:「きょうは腕時計を買いました。会社に持ってきてもらえるようになったら、買う時期をあまり気にしなくていい。日時指定ができないときは、会社で受け取れたので、1人暮らしのころの私としてはとても良かったです」

背景には「再配達」の多さ

 こうした動きの背景にあるのが、再配達の多さ。年間の宅配便の数は約42億6000万個。このうち再配達分は7億個にも上ります。ドライバー不足が課題の宅配業界にとって大きな負担になってます。  静岡市清水区のヤマト運輸清水江尻台センターでは、1人の運転手は、1日多い時で200個を届けますが、1~2割ほどが再配達になるといいます。

ヤマト運輸ドライバー 土川稔さん:「住宅街であれば、日中いない方が多いです。こうしていただけるとうれしいなというのは、各家庭に宅配ロッカーとか、そういったものが置いていただけると、我々としては一番助かる」

 宅配ロッカーを置いている個人宅は少なく、再々配達が発生するケースも。

 基本的に受け身の配達業務ですが、ヤマト運輸は4年前から無料のオープン型ロッカーのサービスを始め、現在は複数の宅配業者が利用しています。

 専用のアプリで会員登録すると、駅などに置かれたロッカーから好きなタイミングで荷物を受け取ることができます。県内に86個設置されていて、利用する人も増えているといいます。

ヤマト運輸ドライバー 土川稔さん:「仮にお伺いして不在であった場合、またもう一度お伺いする手間と言ってしまうと、仕事なので…。一番はお客様に気持ちよくご利用していただくなかで、一回で受け取っていただけるというのが一番の目的」

再配達は環境にも影響

 配達が1回で済むと助かるのは人だけではありません。仮に再配達がなくなれば、年間42万トンものCO2の排出を抑えることができるといいます。  こちらの団体では、職場で荷物を受け取ってもらえるよう県内企業に協力を呼び掛けていて、今年35社が賛同しています。

静岡県地球温暖化防止活動推進センター 青島加奈プロジェクトマネージャー:「たくさんの方に再配達の問題があって、それを解決していくことは経済的にも社会的にも環境にも良いことだと、しかも気軽に始められるということを、皆さんに知っていただきたいと思います」

 ドライバーにも、環境にも優しく。受け取り方を少し変えるだけで、大きな問題の解決にもつながります。

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