ナス2本180円⇒260円 スイカは3500円⇒5000円 長雨、猛暑、台風で野菜の値段が高騰 静岡県

 6月の長雨から始まり、先月の猛暑、今月の台風の影響で、静岡市の商店街の青果店では、野菜の価格に変動が起きていました。

画像1: ナス2本180円⇒260円 スイカは3500円⇒5000円 長雨、猛暑、台風で野菜の値段が高騰 静岡県

 6月の長雨から始まり、先月の猛暑、今月の台風の影響で、静岡市の商店街の青果店では、野菜の価格に変動が起きていました。

画像2: ナス2本180円⇒260円 スイカは3500円⇒5000円 長雨、猛暑、台風で野菜の値段が高騰 静岡県

カネタツ 服部洋明社長:「6月7月くらいからの日照不足から始まって、その後猛暑がきて、今回の台風って感じですね。一番被害を受けたのはたぶん葉物。サラダ関係のレタスだとか、サニーレタスは結構上がりましたね」

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 葉物野菜の値段はその後、落ち着きつつあるものの、現在、影響が出ているのは夏野菜だといいます。例年2本180円ほどで売られていたナスは260円に。5個入り180円のピーマンは現在230円ほどに値上がりしています。さらに、長引く残暑によって、野菜の生育にも影響が出ているんです。 カネタツ 服部洋明社長:「結局暑いので、日当たりがすごいじゃないですか。日の当たり具合が。それで片面だけ早めに熟しちゃう。正規品として出せないので、B品とか、特売品という形でうちでは販売しています。お客さんには負担かけたくないので、多少利益が薄くても上がり幅を下げるようにはしたいですよね」

 そして、今回の台風10号の影響で九州に被害が出たことで、今後さらに市場に変化があるのではと話します。 カネタツ 服部洋明社長:「九州だとナスとかトマトが熊本産多いので、これからそういった野菜が入荷してくるときに影響があるんじゃないかなと思います」

 さらに、商店街の別の果物店では暑い時期に食べたくなるスイカにも影響が… サンフルーツもちづき 望月弘茂店主:「長雨の影響が出まして、中から傷んでしまったものが結構出たらしい。やっぱり暑いですから、みんなスイカが食べたい、でもスイカがない。やはり値段が上がってしまいましたね」

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 例年1玉3500円ほどで売られていたスイカは5000円ほどに高騰しました。また、果物にも、今後、台風の影響が出てきそうです。 サンフルーツもちづき 望月弘茂店主:「九州はこれから出るのはミカンですよね。畑が災害でダメになってしまったり、風でみかんの実が傷ついてしまったり。そういう品質の低下も考えられます。価格も上がるし、通年の入荷量の1割とか2割とか、そんなものになってしまうのではないですかね」

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 そして、きのう9日の静岡市の最高気温は、31.6℃まで上がりました。静岡市では37日連続の真夏日です。私たちの食卓にも直撃する、この厳しい残暑はいつまで続くのでしょうか