人材不足が叫ばれる農業ですが、農家でなくても誰でも気軽に働ける場に変化しようとしています。農業バイトの1日に密着してきました。
画像: マッチングアプリで農業バイト 学生が気軽に働くギンナン農家 静岡市 youtu.be

マッチングアプリで農業バイト 学生が気軽に働くギンナン農家 静岡市

youtu.be

農業に幅広い人材 アプリで応募

 秋。たわわに実る「ぎんなん」。静岡市清水区の青木農園は、収穫最盛期を迎え活気づいています。

青木亮太さん:
「じゃあ塩谷さんが先に皮むき、準備はやっておいたから大丈夫だと思います。じゃあお願いします」

年配の方が多い職場で、ひときわ若い青年が一人。都内の大学に通う小川健太朗さん(19)です。

小川健太朗さん:
「ぎんなんの、中に入っている葉っぱを飛ばす作業です」

画像: 農業に幅広い人材 アプリで応募

小川さんは農業版バイト求人アプリ「デイワーク」を通じてここに来ました。

小川健太朗さん:
「コロナウイルスの関係で秋学期もオンライン授業なので静岡にいます」
記者:「これまで農業の経験はあった?」
小川健太朗さん:「あまりないです」

経験の有無に関係なく、1日単位で応募できます。気軽に働けるという利便性が評判を呼び、去年北海道でサービスを開始して、わずか1年でのべ1万4000人以上が利用しています。

人手が足りない農業 農家側は

 青木農園では普段4人ほどで農作業をしていますが収穫時期の9月から11月にかけては、少なくとも30人ほどの人手が必要だといいます。

画像: 人手が足りない農業 農家側は

青木農園 オーナー 青木陽一郎さん:
「もともとは近所の方々、親戚の方々に頼んできてもらっていたのですがやはり皆さん高齢化が進む、あるいは若い人が農業の分野についていないということで募集がなかなか難しくなってきました」

まとまった日数、連続で働ける人となると一線を退いた高齢者に頼らざるを得ません。重労働でもあるため、2015年におよそ210万人いた就農者は、4年でおよそ40万人減少するなど、人材不足は深刻です。

農園のオーナー青木陽一郎さんはこうした課題を解決するため今月、県内で初めてデイワークで求人を始めました。早速メリットを感じています

青木農園 オーナー 青木陽一郎さん:
「ベテラン勢にはベテランの経験なりそういうのもあるんですが、やはり若さっていうのも農業の現場にはほしい。重要な力ですからそういう意味では若い人が来てくれるっていうのは嬉しいことですね」

農業バイト 1日の流れ

 この日が4度目の出勤となった小川さん。午後は銀杏の収穫作業です。

「とにかく足元だけ気を付けて。ちょうど採れるところにないよな あそこらへんだな」

高い位置まで必死に棒を伸ばしますが…

小川健太朗さん:
「いや~なんか揺らしてみたら落ちるかなっていう感じですけどなかなか落ちない・・・」

作業にも慣れてきたところで終業時刻に。給料は日払いです。

小川さん塩谷さんに給料手渡し

画像1: 農業バイト 1日の流れ

青木さん妻:
「はいお疲れ様でした」
塩谷さん:「ありがとうございます」
小川健太朗さん:
「初めての作業もあったので少しきつかったですけど、まあなんとか1日終えられてよかったです」

青木農園 オーナー 青木陽一郎さん:
「清水は比較的ミカンの産地ですから収穫時期に人出が不足しているという話はよく聞いております。農繁期にこういうマッチングアプリが使えればいいなという風に感じています」

空いた時間に少しだけ働く。様々な人材が参入しやすい柔軟な働き方が、農業界浮上のきっかけになるかもしれません。

画像2: 農業バイト 1日の流れ

This article is a sponsored article by
''.