遠藤保仁の加入後、J2磐田4戦連続無失点も痛い引き分け

<明治安田生命J2:東京ヴェルディ0―0ジュビロ磐田>◇第28節◇21日◇味の素スタジアム

 ジュビロ磐田が、アウェーで東京ヴェルディと引き分けた。元日本代表MF遠藤保仁(40)が加入後は、4試合連続無失点で勝ち点1を手にしたが、J1昇格圏2位徳島ヴォルティスとの差は15から17に広がった。
 4試合連続先発の遠藤は、前節のツエーゲン金沢戦から中2日でも疲れた様子もなく、緩急をつけながらプレー。いつものように相手の嫌がる縦パスを多く出し、チャンスには高い位置でプレーした。だが、決定機を演出することはできず、後半24分、MF上原力也と交代した。
 その後、両チームは連戦の疲れからか、選手間のスペースが広がったが、ともにチャンスをものにできず、ゴールネットを揺らせなかった。4戦負けなしの磐田だが、目標のJ1昇格に向けては痛い足踏み。残り14試合は、勝ち続けるしかない。

磐田GK八田直樹 引き分けの勝ち点1では物足りないし、点が欲しかったです。監督の思うサッカーができるまで、もう少し時間がかかるかもしれないですけど、次の群馬戦は勝ち点3を取りたいです。

画像: 遠藤保仁

遠藤保仁