運命のプロ野球ドラフト会議は、来週月曜日、26日に行われます。県内ではピッチャーを中心に、指名が有力視される選手が多数、指名を心待ちにする選手たちを取材しました。

プロ入りは親子3代の悲願 静岡商・高田投手はMAX148キロの本格派

画像: プロ入りは親子3代の悲願 静岡商・高田投手はMAX148キロの本格派

静岡商業の高田琢登投手

 静岡商業の高田琢登投手。最速148kmを誇る、全国トップクラスのサウスポーです。 高田琢登投手:「指名されるかはまだ分かりませんが、今はプロしか目指していない」

 高田投手は、伝統校・静岡商で、1年生からマウンドに立ち、今年の夏は、ライバルの静岡高校を撃破、ベスト4に進出しました。プロ全12球団が熱視線を送る中、先月16日には、監督であり、父でもある晋松さんとともにプロ志望届を提出。ドラフトを、心待ちにしてきました。

高田琢登投手(先月):「出しただけなので実感はないが、ドラフトがより楽しみになりました」

 夏の大会のあとも後輩の打撃投手を務め、実戦感覚を磨いてきた高田投手。
その姿を見守ってきた父は、ドラフトに、特別な思いを抱いていました。

父・高田晋松監督:「一言でいうと、高田家の悲願が果たされるかどうか」

 晋松さんは、静岡高校のキャッチャーとして甲子園に出場しました。高田投手の祖父で、晋松さんに野球を教えた登さんは、社会人野球で監督まで務めた、いわゆる野球一家。

 そんな父と祖父の夢は、プロ野球選手になることでした。

高田晋松監督:「私も筑波大学までやらせてもらって、甲子園まで出させてもらいましたけども、もちろんプロ野球選手を目指しましたが、夢かなわずでそれで琢登にいってるものですから、ぜひ悲願として果たしてもらえれば。うちの親父ももう亡くなりましたけど天国で喜ぶんじゃないかなと思います」

祖父は、高田投手が小学生の時に他界。しかし、その祖父・登さんの名前から一字を託された琢登投手が、親子三代の夢をかなえる時がやってきました。

高田琢登投手:「中学高校と野球をやっている姿はみせることはできなかったんですけど、プロ野球選手という祖父の夢を自分が三代目にしてかなえられたらいい」

ジュビロ愛あふれる磐田東・二俣捕手は強肩、俊足が魅力

画像: ジュビロ愛あふれる磐田東・二俣捕手は強肩、俊足が魅力

磐田東・二俣翔一選手

 その高田投手と並び注目される高校生が、御前崎市出身で、磐田東のキャッチャー・二俣翔一選手。

二俣翔一選手:「(ジュビロに)遠藤選手がきて、監督も代わって、これからという感じです。(好きな選手は)小川航基選手です」

ジュビロ愛あふれる二俣選手、その魅力は…。

 肩の強さ。100m先から投げたボールは、悠々ネットに到達。遠投は、プロとそん色ない120mです。

Q 肩はんぱないですね 

二俣翔一選手:「ありがとうございます。小さい時から、お父さんに強く低くって言われてたんで、それは今でもやっています」

 さらに、走っても50m走6.2の俊足と身体能力は抜群。高校通算21本のホームランを放った打撃力は、木製バットに変えても健在。プロ11球団から調査書が届いており、育成指名でもプロに挑戦する覚悟です。

二俣翔一選手:「不安もあるんですけど、その中でドキドキ、ワクワク感もあります。御前崎市の中からもそんなにプロ野球選手やスポーツ選手は出ていないので、もしプロ野球選手になれたら日本を盛り上げれるような人になりたい」

去年まで無名、BCリーグで開花 栃木ゴールデンブレーブス・石田駿投手(静清高出身)

画像: 去年まで無名、BCリーグで開花 栃木ゴールデンブレーブス・石田駿投手(静清高出身)

栃木ゴールデンブレーブス・石田駿投手

 県勢、注目のドラフト候補3人目は、プロ野球独立リーグ。静清高校出身、栃木ゴールデン[ブレーブスの石田駿投手、23歳、サイドスローながら、最速は153kmを誇ります。しかし、去年まではまったくの無名でした。

石田駿投手:「もう成績とかないですね。ブレーブスにきてからが公式戦ほとんど初めて、みたいなものなので」

 高校・大学と、けがに泣かされ公式戦の登板はなんと0。社会人野球チームも受からず、野球をやめることも考えましたが、BCリーグ栃木の入団テストに合格すると、その後才能が開花。中継ぎ投手として32試合の公式戦に登板、直球を武器にイニング数を上回る三振を奪い、プロ7球団が指名を検討するまでになりました。
 ソフトバンクの投手だった巽コーチも、その伸びしろに期待を寄せています。 巽投手コーチ:「あれだけのストレートはプロの中でも、サイドスローでは少ない。あとは経験がないところをプラスに評価していただき、指名されればと思います」

ドラフトを前に、石田投手は

石田駿投手:「高校でも大学でも試合に出られなかったんですが、高校は自分がサイドスローに変えるきっかけとなった場所。苦い思い出なんですけど、大切な時期だった。(先輩の)牧田選手のように、自分も日本代表に選ばれるくらいの選手になりたいです」

エースとして甲子園にも出場 ヤマハ・池谷蒼大投手(静岡高出身)

画像: エースとして甲子園にも出場 ヤマハ・池谷蒼大投手(静岡高出身)

ヤマハ・池谷蒼大投手

 注目の県勢最後は、静岡高校出身、社会人野球ヤマハの池谷蒼大投手、21歳。浜松市出身で、小学生時代には中日ドラゴンズのジュニアチームにも選ばれました。静岡高校では、エースとして甲子園も経験、卒業後、大学ではなく社会人に進みました。

池谷蒼大投手:「大学生より社会人野球の方がレベルは高いし、自分の中でも成長できたものはたくさんあったので、よかったと思います」

 3年目の今年は左のエースに成長。都市対抗野球出場にも貢献し、満を持してドラフト指名を待ちます。

池谷蒼大投手:「1,2年目は社会人としてあまりプレーできていなかった。3年目からしっかり結果が出せるようになって、自信もつきました。自信をもってドラフトに臨めるかなと思います」

 静岡県の野球人に吉報は届くのか、ドラフト会議は26日です。

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