<明治安田生命J2:ジュビロ磐田2―1アビスパ福岡>◇第30節◇1日◇ヤマハスタジアム

 ジュビロ磐田が、ホームで首位のアビスパ福岡に勝利した。奇跡の逆転J1昇格に向けて負けられない一戦。磐田は移籍6戦目の元日本代表MF遠藤保仁を軸にボールを支配。遠藤の縦パスに加え、サイドチェンジで相手のマークを外すなどし、試合を優位に進めた。
 そして、前半41分、遠藤が右サイドからFKを放ち、ペナルティーエリア内左サイドでジャンプしたDF中川創(21)が、高い打点でヘッド。このショートが相手GKの頭上を越え、ゴールネットを揺らした。中川は今季、J3相模原SCから加入。この日は前半6分、負傷退場したDF大武峻に代わってピッチに入り、磐田での初出場となった。さらには、プロ3年目で初ゴール。体いっぱいで歓喜を表現していると、遠藤に背中をたたかれて祝福された。
 後半も磐田ペースは続き、同5分には、自陣の中央で遠藤がこぼれ球を回収。ハーフウェーライン付近まで持ち上がり、ボールをMF大森晃太郎へ渡した。大森はそのまま敵陣中央の左に持ち込み、ペナルティーエリア手前の右にスルーパス。受けたMF松本昌也は、ワンタッチで前線のFW小川航基にパスを繰り出した。小川航は迷わず右足を振り切ると、相手DFに当たったボールはループを描いてゴール左に収まった。
 その後、遠藤は同32分に上原力也と交代。2点をリードして磐田は余裕を持ってパス回しをしていたが、同37分には、藤枝明誠高出身で昨季までJFLホンダFCでプレーしていたMF遠野大弥に1点を返された。しかし、試合はそのまま1点差で終了。6戦負けなしとなった磐田は、15戦負けなしだった首位チームから大きな勝ち点3を奪い、残り12試合での奇跡に望みをつないだ。
 だが、この日は、J1昇格圏2位ヴォルティス徳島も勝って、福岡に代わって得失点差で首位に浮上した。8位から7位に浮上した磐田は、2位福岡、首位徳島との勝ち点差は15で、次節は4日にアウェーで徳島と対する。中2日で再び「絶対に負けられない戦い」に臨む。

画像: CKを放つ前に水を飲むジュビロ磐田MF遠藤保仁

CKを放つ前に水を飲むジュビロ磐田MF遠藤保仁

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