静岡県知事「深刻に受け止めている」

画像: 静岡県知事「深刻に受け止めている」

 きのう10日、会見を開いた静岡県の川勝平太知事。全国と同様に、県内でも感染者が急増している状況について、「第3波」であるとの認識を示しました。

静岡県 川勝平太知事:「個人的には委員の先生とは判断が違うが、第3波とみている。第1波が4月。一時期収束したように見えたが、7、8月に増え、これが2波。10月にかけて落ちつく様子が見えて感染者ゼロの日もあった。しかし11月に入り、クラスター発生するなど、急速に増えた。明らかに油断があったと思うが、順天堂病院は伊豆半島全体の拠点の一番中心の病院なので、深刻に受け止めている」

伊豆の国市の飲食店「客に来てほしい気持ちと来てほしくない気持ち、両方ある」

画像: 伊豆の国市の飲食店「客に来てほしい気持ちと来てほしくない気持ち、両方ある」

地域の中核を担う病院で発生したクラスター。関連する感染者は、7日に発表された22人目以降は確認されていません。周辺の飲食店などへの検査結果が今後の焦点です。

伊豆の国市の飲食店:「(検査を)受けさせてくれるのであれば受けたい。その方がお客さんも自分らも安心できる。GoToとかで、結構先月くらいとかは来始めていて、お客さんが戻ってきたなと思ったんですが、GoToのお客さんも減って、地元のお客さんも来なくなって、今が一番厳しい」

 伊豆の国市内にあるこちらの飲食店は、クラスターの発生を受けて、戻り始めていた観光客と地元の客が、以前より6割ほど減ったといいます。

伊豆の国市の飲食店:「うちもできる限り対策はしていますけど、(客に)来てほしい気持ちと、来てほしくない気持ち…両方ありますね」

旅館「いきなりどっと出てきた。残念」

画像: 旅館「いきなりどっと出てきた。残念」

県内有数の温泉街としても知られる伊豆の国市。飲食店以外にも影響が出始めています。

おおとり荘 原勝政支配人:「県内の方が一部(予約)キャンセルとか出ている。温泉組合、観光協会、一丸となって頑張ってきたから感染者が少なかったが、いきなりどどっと出てきたので残念に思っています」

 伊豆の国市古奈にある「おおとり荘」。市内での感染拡大が影響し、年内に入っていた予約15件・70人がキャンセルになったといいます。

 大浴場を予約制の貸し切りにしたり、館内に消毒液を設置したりといった感染対策を行っていますが、順大静岡病院のクラスターに関して、不安に思うことがあるといいます。

おおとり荘 原勝政支配人:「情報が開示されないので、職員に対して何を気を付けていいかなかなか指示できず、ちょっと不安に感じています。お客さんに対しては十分な対応が出来ていると思っている」

静岡県直近1週間で113人の新規感染「まん延期に相当」

画像: 静岡県直近1週間で113人の新規感染「まん延期に相当」

 職場での感染を防ぐために、対策をもう一度徹底する必要性を感じています。

おおとり荘 原勝政支配人:「10月のGoTo、「バイしずおか」のおかげで非常に良くなってきたとたん、こういう残念なことになっているが、たぶんこれの繰り返しだろうと思っています。これにもめげず、元気を出して頑張りたいと思っている」

 きょうまでの直近1週間で、県内では113人の新規感染者が確認されています。県独自の基準では、「1週間の新規感染者数」が70人以上となった場合、5段階の流行期で最も高い「感染まん延期」に相当します。流行期を判断する指標は複数あり、直ちに引き上げにはなりませんが、県内での感染は拡大する局面を迎えています。

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