<第99回全国高校サッカー選手権静岡大会:藤枝明誠3―0東海大静岡翔洋◇14日◇決勝◇エコパスタジアム

 サッカー王国静岡の新たな頂点には、藤枝明誠が輝いた。東海大静岡翔洋に3-0。4年ぶり3回目の全国選手権出場を決めた。
 序盤は藤枝明誠が球際の強さでボールを支配し、ペースを握った。だが、初出場を狙う東海大静岡翔洋は、スピード感のあるカウンターで対抗。前半14分には3対3の状況をつくり、あわてた藤枝明誠DF寺田昴弥(3年)が後方からのファウルでイエローカードを受けた。
 そこを境に東海大静岡翔洋が攻撃のリズムをつくり、同24分、MF市川舜基(2年)が最終ラインの裏に抜け出すなどした。一方の藤枝明誠は強いフィジカルを生かしたセットプレーやミドルシュートで、何度も相手ゴールを脅かした。そして、後半13分、右サイドからMF横山良唯(3年)がFKからロングボールをゴール前に放り込むと、MF賀茂大紀(3年)がヘッドで合わせて待望の先制点を奪った。準決勝、前年度全国王者の静岡学園戦で「人生初の」2ゴールを奪ったボランチが、この日もチームに勢いをもたらした。
 東海大静岡翔洋も反撃に出るが、同22分には、カウンターから藤枝明誠が大きな追加点を奪った。右足の負傷を抱えながら強行出場のFW高野雷我(3年)がドリブルで駆け上がり、左サイドに開いていた主将のMF中山碧(3年)にパス。ボールを持った中山は冷静にカットインで相手DFをかわし、右足を振り抜いてシュートをゴール右上に決めた。
 その勢いは止まらず、アディショナルタイムに入った直後にも、FW村松寛太(3年)が3点目を奪って完勝。藤枝明誠は、静岡県勢では藤枝東(25回)静岡学園(12回)清水商(12回)清水東(6回)に続き、全国選手権3回以上の名門校に仲間入りした。

画像: 静岡県大会を制した藤枝明誠

静岡県大会を制した藤枝明誠

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