野口聡一飛行士(55)ら4人が乗る米スペースX新型宇宙船クルードラゴンが打ち上げられた15日午後、静岡県函南町では、「モデルロケット打ち上げ会」が行われた。約40人の小学生が函南東小に集まり、手作りの「紙ロケット」を上空に打ち上げた。
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1115モデルロケット打ち上げ会

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 同イベントは、2010年から函南町で行われている「函南・宇宙の学校」の一環で、元函南町議の松富毅校長が主催。参加した児童たちは、9月に実施された「ロケット制作教室」で、それぞれが完成させた機体を手にした。機体は全て紙製で、全長は約40~50センチ。松富校長いわく「強度、軽さを考えるとカレンダーの紙がベスト」で、円柱、円すいの形を組み合わせてペンシル型の機体にしている。上空に上がると、機体は分離。中には、ひもとビニールで施したパラシュート機能が組み込まれ、ゆっくり地上に降りて来る仕組みだ。

 その機体を発射するために、機体の最後部に機体幅より少し小さな円柱形の点火剤(イグナイター)を埋め込む。そして、大人たちが用意した電気系統で、イグナイターに向けて火花を起こすと、機体は瞬く間に上空に。高さはまちまちだが、中には校舎よりもはるかに30メートル超の高さを記録する機体もあった。

 参加した嘉納悠允くん(6年)崇允くん(4年)兄弟も打ち上げに成功し、悠允くんは「方向は違ったけど、高く飛んで気持ち良かった」。崇允くんも「意外と飛んで、ビックリした」と大喜びだった。そして、見守った両親も「チラシを見て、この学校に参加させましたが、子供たちにとって貴重な経験になったと思います」と目を細めた。

 打ち上げ式の前には、宇宙ライターの井上榛香さんによる講演会なども行われ、松富校長は「喜んでもらえたと思います。モデルロケットの大会も国内外で開催されていますし、こういうことをきっかけに、子供たちがロケットや宇宙に興味を持ってもらえればと思います。函南町からJAXA(宇宙航空研究開発機構)に勤務する若者も出ていますし、将来が楽しみです」などと話した。

画像: 「モデルロケット」打ち上げ会に参加した児童と父兄、関係者

「モデルロケット」打ち上げ会に参加した児童と父兄、関係者

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