感染流行のフェーズを最も深刻な「感染まん延期」に引き上げ

画像: 感染流行のフェーズを最も深刻な「感染まん延期」に引き上げ

静岡県 川勝平太知事(午後1時すぎ):「本日、本県の新型コロナウイルス感染者75人と過去最高を更新した。明らかに感染フェーズが変わりつつある。これを踏まえ、急きょ、本県の『感染流行期』を『感染蔓延期の前期』にすると判断した。県民においてはまさに我々は今、新型コロナウイルスの第3波の渦中にあるという認識をしてほしい。この感染拡大を抑止できるか、まさに最大の危機的な局面にある」

 午後1時から開かれた会見。川勝知事は、静岡県の感染状況を「最大の危機的な局面」と表現しました。この後、新たに12人の感染も判明し、きょう県内で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は87人となりました。87人は、今月14日に記録した36人を2倍以上上回る過去最多の感染者数です。

 県内では、今月に入って都市部で感染者が急増していますが、きょうの静岡市は38人、浜松市は34人にのぼりました。

 川勝知事は、静岡県の感染流行のフェーズを5段階で最も深刻なレベルの「感染まん延期」に引き上げました。対策として、今後、重症化が懸念される高齢者施設や障害者施設で感染者が出た場合は、新たに導入した抗原検査機器を活用し、施設全体を「一斉検査」する方針を示しました。 また、現在300床を確保している入院病床をさらに増やすとしています。

川勝知事「感染拡大の抑制は県民一人ひとりの行動にかかっている」

 そのうえで、知事は県民にこう呼びかけました。

川勝知事:「今後、年末年始に向けて、お酒を飲む機会等々があると思うが、これもよほど注意をしてくださらなければならない。また移動にも注意してください。年末年始は人が移動する時期です。密になりがち。帰省、あるいは旅行の分散に協力するようお願いする。また各企業においては、休暇の分散の取得に配慮をお願いしたい。特に政府からは、5人以上の飲食は大声になりがちとの見解が出されている。そうした行動はぜひ避けもらいたい。まさにいま第3波。さらに大きくなるかどうか正念場と言わねばならない。感染拡大を抑制できるのは我々ひとりひとり、県民のひとりひとりの行動にかかっている。感染防止行動を切にお願いする」

川勝知事、一律の自粛要請は「非合理的」として否定

過去最多の87人という急激な感染拡大。静岡県でも、札幌市で始まったような飲食店の営業や市民の外出の自粛要請が行われる可能性はあるのでしょうか。

Q まん延前期に上がり、知事としては飲食店への営業時間短縮や県民への外出自粛要請などを検討する考えは?

川勝知事:「ありません。一律で県内でするのは非合理的で現実に合っていない。休業要請などは、イメージとしては飲食店が浮かぶが、そういう所でクラスターが一律に発生しているわけではない。様々な状況の中で一律にどこかの地域に規制をかけるとか休業要請をする考えはない」

 また、GOTOイートの利用人数を4人以下に規制する政府の方針については、県内の食事券を発行する団体と協議し、あすにも結論を出すとしました。

Q 年末商戦期待していた飲食店などあるが経済対策は?

川勝知事:「雇用を維持するのは大事。資金繰りも金融機関と連携して全面的に支援していく。例年のような忘年会・新年会はできないと明確に心得ていただきたい」

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