沼津市の戸田漁港では新型コロナの影響を受けた地元を盛り上げようと
特産品を使った取り組みが人気となっています。
画像: コロナ禍で人気急上昇「深海魚直送便」が漁師を救う 戸田漁港

そのユニークな取り組みとはとれたての珍しい深海魚が漁港から直接届く
その名も「深海魚直送便」。
深さ2500メートル以上、日本で一番深い駿河湾。
有名なサクラエビや世界最大の甲殻類「タカアシガニ」など多くの深海生物が生息しています。
戸田周辺は深海魚の漁がさかんな地域。
直送便には「ベニテグリ」や「ヌタウナギ」など
取れる量が少なくほとんど市場に出回らなかった珍しい魚も入っています。

戸田漁業協同組合:筒井義文さん
「漁師さんからしたら助かるでしょうね、今までお金にならなかった魚だから」

漁協の人たちと一緒に仕分けをしているのは深海魚直送便の発案者、
地域おこし協力隊の青山沙織(あおやま・さおり)さん。

地域おこし協力隊:青山沙織さん
「海光丸が「氷積んで荷物あるよ」って
じゃあ ちょっと見てきます。」

地域おこし協力隊とは地方に移住して
その地域の特色にあった町おこしを行う制度。
兵庫県出身の青山さんが戸田に来たのは2年前。  
深海魚のイベントの企画やグッズの制作に関わってきました。

地域おこし協力隊:青山沙織さん
「元々O Lしていたんですけど、
自分で発信できるようなことをやりたいと思っていろいろ探しているときに
「地域おこし協力隊」を見つけた。」

今では地元の人たちにとっても頼りになる存在。
そんな青山さんが「深海魚直送便」を始めようと考えたきっかけは新型コロナの影響でした。

魚重食堂:柴崎みずほ店主
「ゴールデンウィークはいつも(客で)ごちゃごちゃするがそれがなかったので」

観光客が激減して深海魚が売れず、漁師の収入減少が切実な問題に。
そこでひらめいたのが深海魚直送便。
9月から本格的にスタートしたところ全国から注文が殺到したのです。

地域おこし協力隊:青山沙織さん
「(10日間で)100件以上は注文が来ています。」

深海魚は普通の魚よりアシが早いので出荷作業はまさに時間との勝負。
 
O N 地域おこし協力隊:青山沙織さん
あ、そっちに入れといてください!

珍しい品種が多いため魚の名前やお勧めの調理法が書かれたリストを添えます。
この日は18箱を発送しました。
その深海魚直送便を心待ちにしていた人がいます。
西東京市に住んでいる小林賢次(こばやし・けんじ)さん。
届いたのは「カガミダイ」や「ゲホウ」など、およそ30匹。

小林賢次(こばやし・けんじ)さん
「私自身が深海性のエビとかカニが好きで食べるか標本にするのを趣味にしている。」

自慢の標本はなんと100体以上も。
しかし今回、甲殻類はアカザエビの1尾のみ。
残りは美味しくいただくことに。

小林鷹雅さん(息子)
「美味しい!これ。脂がすごい。」
小林賢次(こばやし・けんじ)さん
「残念ながらちょっと甲殻類が少なめでしたけど、仕方ないです。
また次回お願いします。」

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