今年の流行語大賞は「3密」 静岡県内の街頭50人が選んだのは「鬼滅の刃」

林輝彦アナウンサー:(静岡・葵区 30日):「今年の新語・流行語に30の言葉がノミネートされました。今年は新型コロナウイルスが蔓延したこともあり、例えば『新しい生活様式』や『アベノマスク』、さらには『3密』といった言葉も選ばれています。私が個人的に気になった言葉がありまして、ドルチェ&ガッバーナの香水です。私も良く聞くんです、本当に大好きです。静岡県民の皆さんはどんな言葉を選ぶのでしょうか?」

画像: 今年の流行語大賞は「3密」 静岡県内の街頭50人が選んだのは「鬼滅の刃」

静岡県民は…

 今年の話題となった言葉を選ぶ、ユーキャンの新語・流行語大賞。1日の大賞発表を前に、静岡朝日テレビでは静岡県民50人に街頭調査を実施しました。県民が選ぶ今年の流行語は、どの言葉なのでしょうか?

20代 三島市民:「3密。コロナで人が集まりすぎると危険かなというので、気になるようになった」

70代 静岡市民:「やっぱりクラスターかな。人数が4、5人以上重なると、コロナの感染率が高い。怖いものだと思って」

40代 静岡市民:「アベノマスク。がっくりしたから。すごいお金をかけた割にあれ? みたいな」

 新型コロナウイルスが世界的にまん延した今年は、3密や、クラスター、アベノマスクなど、新型コロナに関連するワードが多くノミネートされました。

40代 静岡市民:「GOTOキャンペーン」
Q. どうしてGOTOキャンペーンを選んだ?
40代 静岡市民:「最初はいいと思ったが、結局、国の方がどうするかってもめてるし、静岡もそう。なんか意味があったのかなと気になっている」

20代 静岡市民:「GOTOキャンペーン。今までコロナがなければ県外に行って、静岡の中で遊ぶということはなかったが、ふだん行かないところに行くきっかけになった。GOTOキャンペーンには、すごくお世話になった。熱海に行った。すごく綺麗だった。移動の時に乗ったタクシーの運転手が『ここすごく見えるよ』と途中で止めてくれて。行けて良かったと思う。こういうのがないと、ずっと行けなかったと思う」

ノミネートされた言葉以外にも…

 また、ノミネートされた言葉以外に、個人的な流行語についても聞いてみると…。 60代 静岡市民:「オンラインマラソン。10キロを去年、おととしと走ったので、今年も続けて走りたいと思ったのだが、全部(大会が)中止になったので、来年こそは挑戦したいと思っている」

一方、若者からはこんな耳慣れない言葉も…

10代 静岡市民 (2人組):「やりらふぃー。やりらふぃー、TikTokです。ヤンキーとか、ちょっとチャラい人が踊っている動画」

社会現象化したあのアニメも

 そして、老若男女を問わず、幅広い世代の県民から聞かれたのは… 30代 静岡市民:「泣きました!」

10代 静岡市民:「自分も映画に1週間で2回行くぐらい面白かった」

40代 静岡市民:「鬼滅の刃でしょ!」

 今年、全国で空前の大ブームを巻き起こした「鬼滅の刃」。公開中の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、興行収入が275億円に達し、国内の興行収入ランキングで、『タイタニック』を超え、歴代2位となるなど社会現象と化しています。

画像1: 社会現象化したあのアニメも

 今年の流行語大賞は、「3密」に決定しました。

画像2: 社会現象化したあのアニメも

静岡市の街頭で県民50人に聞いた「県民が選ぶ流行語大賞」1位は「鬼滅の刃」」で21票、流行語大賞の「3密」は5位でした。     12月1日放送