新型コロナの国内感染が就職活動の説明会解禁時期と重なり、出はなをくじかれる形となった2021年卒の学生たち。大学ではこの時期でも、内定を求めて就職活動に励む学生たちがいました。
画像: コロナ禍で内定率低下 学生「希望職種考えずに…」 国は卒業後3年以内は「新卒」扱いするよう求めるが… 大学「現役のライバルが増え、何らかの影響が…」 静岡市 youtu.be

コロナ禍で内定率低下 学生「希望職種考えずに…」 国は卒業後3年以内は「新卒」扱いするよう求めるが… 大学「現役のライバルが増え、何らかの影響が…」 静岡市

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企業説明会の様子
「仕入れた商品をお客様に販売するといった仕事が、小売業の仕事になります」

 先月末の大学キャンパス。例年ならこの時期、大学4年生の多くが内定式を終え、卒業論文の執筆などに取り組みますが、この日、来年3月に卒業する学生向けの
企業説明会がこじんまりと開かれていました。

企業説明に参加(短大2年):「地元の企業がいいなと思っていて、それで興味があったので参加した」

 就活状況については。

企業説明に参加(短大2年):「あまり動けなかったので、そんなにって感じ」
Q.内定とかは?
短大生:「ないです」

キャリア支援センターにいたこちらの学生も。

キャリアセンターを利用(大学4年):「内定は持っていないです。新たにまた探しています。求人」

 文部科学省などによると、先月1日時点の大学生の就職内定率は、去年よりも7ポイント低い69.8%。短期大学では13.5ポイント低下の27.1%でした。

 県内に4つのキャンパスを持つ常葉大学でも、例年に比べ、内定が出ていない学生が多い印象だといいますが、新型コロナの感染拡大で、思うように学生のサポートをできないと話します。

キャリア支援課 新村高士さん:「我々が学生と接触する機会が非常に少なくなったので、学生の実際の動きが分かりにくくなっている」

 一方、学生は。

キャリアセンターを利用(大学4年):「コロナウイルスの影響で、自分のやりたいことだけに絞っていると、なかなかいい会社を探すことができなかった。今の段階では(志望していた)イベント業界はあまり考えておらず、広く見ています」

 学校、学生ともに手探りで、コロナ禍の就職活動に臨んでいます。

 こうした中、10月末、政府は経済界に対して、卒業後少なくとも3年以内は新卒扱いとするよう対応を要請しました。

企業説明に参加(短大2年):「不利になったことをちゃんと直していくっていうことは大切だと思います」

キャリアセンターを利用(大学4年):「ありがたい、と思いました。人生100年時代ということもあり、自分に合った会社を探すのが一番だと思っているので、長くなってしまっても、自分の人生なのでちゃんと向き合っていけたらと考えています」

 しかし、大学側は来年以降の就活生にも影響が出てくることを懸念します。

キャリア支援課 新村高士さん:「単純計算、競争相手は現役の4年生は増えることにはなってくるので、何かしらの影響がでる可能性はあるかもしれません。今難しいから、1年後2年後でいいや、という思考を持つ学生が出てくることだけは避けてほしいかなと思っています」

 誰も経験したことのない状況に加え、卒業というタイムリミットが外れて、さらなる長期化も予想される新卒の就職活動。

キャリアセンターを利用(大学4年):「運が良くなかったとは思いますけど、こうなったからには、やることをやるしかないと考えています」

企業説明に参加(短大2年):「不安はあるが、がんばりたい」

 就活の長期化で、焦りと疲れが学生たちを襲っています。

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