全国有数のカツオの水揚げを誇る静岡県の焼津港で、珍しいカツオがみつかり、話題になっています。
画像: 40万匹の中の1匹が「ピンク色のカツオ」 ベテラン漁師もびっくり「40年前に1度聞いたことあるが、見たのは初めて」 静岡・焼津港 youtu.be

40万匹の中の1匹が「ピンク色のカツオ」 ベテラン漁師もびっくり「40年前に1度聞いたことあるが、見たのは初めて」 静岡・焼津港

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小林歩記者:「カツオの漁獲量が全国一の焼津港です。8日、ここで水揚げされたのはピンク色のカツオです」

 このカツオを獲ったのは、焼津市にある極洋水産の海外まき網船「第7わかば丸」です。11月、パプアニューギニア沖で漁をしていた時に獲った約40万匹のうちの1匹で、体長40センチ重さは約2キロです。

山田真嗣機関長:「網で捕って魚倉の中に入っていた時に、たまたま見つけて」

清水健吾一等航海士:「わ、ピンクだ!と珍しい物とは分かってなかった、始めは。あとあと聞いたらすごく珍しいだと聞いて」

 40年間、船に乗っている漁師でも、初めて見る色だと言います。

阿部徳好甲板長:「40年前に一度聞いたことはある。実際見たのは初めて。ただただびっくり」

 この鮮やかなピンクのカツオ。明るい話題になればと期待されています。

阿部徳好甲板長:「最近暗いニュースばかりだから、いいんじゃないですか」

なぜ、ピンク色に…

 では、なぜ表面がピンク色になったのでしょうか…。その研究のため、カツオは静岡市のふじのくに地球環境史ミュージアムに寄贈されることになりました。

ふじのくに地球環境史ミュージアム 渋川浩一教授:「基本的には食べ物の色素になるものが、何らかの原因で表皮に移動して沈着した。なぜ、それが起こったのかは分かっていない」

 1993年に報告された東北区水産研究所の研究によると、体がピンクになるのは「アスタキサンチン」というエビやカニなどに多く含まれる赤色の色素が体の腹部の表面に異常に蓄積されたためだとしています。しかし、はっきりとしたことはまだ分かっていません。

阿部徳好甲板長:「色々な研究にも使える素材、新鮮な状態だから、研究に使えるような形で保存して未来につなげていきたい」

 研究者にとっても謎めいたカツオ。ふじのくに地球環境史ミュージアムは、ピンクのカツオを標本にする前に、一般公開することも検討しているということです。

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