静岡市では16日、清水区にある私立の保育施設でのクラスターが明らかになりました。園児から施設内に広がったとみられ、園児2人と職員4人、合わせて6人の感染が確認されています。

静岡市保健福祉長寿局 杉山友章統括監:「施設内では職員全員がマスク。利用者は保護者の意向によって、つけている人もつけていない人もいました。日常の消毒と換気は行われていました」

記者:職員4人は症状には気づかなかったのか?

静岡市保健福祉長寿局 杉山友章統括監:「園の感染対策を確認したところ、検温は行っていたと聞いています。体調の悪い方が確認されなかったと聞いています」

 静岡市によりますと、園児と職員全員にPCR検査を実施しています。濃厚接触者が特定されていることなどから、施設の名前は公表していません。

記者:園児はマスクをつけている人と、つけていない人がいるのはなぜ?

静岡市保健福祉長寿局 杉山友章統括監:「未就学児の場合には懸念もあるので、保護者の希望でつける子もいれば、つけない子がいるのが通常です」

 大人と比べて呼吸器の空気の通り道が狭い子どもは、マスクをすることで呼吸や心臓への負担が大きくなり、窒息の恐れを指摘する専門家もいます。県内の保育施設では、どんな対策で感染を防いでいるのでしょうか。

須藤誠人アナウンサー:「きのう、静岡市清水区にある保育施設でクラスターが確認されました。同じ清水区内にあるこちらのこども園では感染が拡大する中で対策を強化しています」

 静岡市清水区にある認定こども園では、玄関やそれぞれの教室に消毒液を設置。園児には手洗いと消毒を徹底しています。さらに、登園前に検温した記録を必ず提出してもらっています。

園長:「やはり、身近に近づいてきているとつくづく感じました。ついに清水区内の保育施設にもきたのかと。日頃の検温、消毒、マスクを十分注意して過ごしていければ、感染拡大にはならないのかなと思っています」

 毎年12月に2日間にわたって開催している保護者への歌の発表会は、感染のリスクを減らすため、5日間に分けて少人数で開催しました。

 食事の際には、これまで4人掛けテーブルを使っていましたが、対面での接触を避けられる2人がけの机を用意しました。子どもにとって違和感が少ない状態での対策を心掛けています。しかし、保育施設ならではの悩みもあるといいます。

園長:「1m以上離れましょうとよく言われますけれども、幼児教育においては密にさせることが一番大事なんです。集団生活において、その基礎(を形成する)ということで、やはり、密になってしまいます」

 まずは、大人から感染予防して我々大人が我慢して子どもには我慢することなく(生活を)楽しんでもらいたいなと思っています。

 感染症対策と保育の両立。試行錯誤が続いています。

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