コロナ禍で「福袋」にも変化が 静岡伊勢丹

新型コロナの感染拡大で年末年始の過ごし方が例年と大きく変わる人も多いと思います。
その時期に欠かせない「福袋」も変化しています。

画像1: コロナ禍で「福袋」にも変化が 静岡伊勢丹

静岡伊勢丹8階の特設コーナー。定番から静岡県ならではのお歳暮までおよそ2000種類が並んでいます。

静岡伊勢丹の店頭の電子公告には、「福袋 予約&販売」の文字が。

●須藤アナウンサー
「クリスマスツリーが飾られていて、 店内にはクリスマスソングも流れています。 クリスマスムードも漂っていますが、 すぐ近くには、新年の名物福袋の文字が。今年から年内の予約販売に力を入れているということなんです。」

「福袋」といえば、「開店前からの大行列!」年の初めの風物詩で避けられないのが密集です。

●静岡伊勢丹 営業統括部マネージャー中田圭亮さん
「年間の中でも一番お客様がご来場される日なので、 やはりこのコロナ禍ということもあるので、 とにかく1月2日のご入場の分散化というような形で、 年内での予約販売という形になっている。」

これまでも一部の店舗では福袋を予約制にしていましたが来年は、多くの店で、年内に予約を受け付け、1月3日以降に販売することに決めました。

12月25~31日予約受付

●静岡伊勢丹 営業統括部マネージャー中田圭亮さん
「福袋を1月に販売というところが、 割と僕らも根付いているところではあるが、 やはりこの、いろいろ変化が激しい時代なので、 確かになくなってさみしいものとか、 変わってさみしいものもあるとは思うが お客様の心理とか世の中の変化にやはり百貨店、 私たちが柔軟に対応していく方が より重要なのかなと考えている。」

販売方法は変わっても福袋を開けるわくわく感を変えるつもりはありません。

画像2: コロナ禍で「福袋」にも変化が 静岡伊勢丹

●静岡伊勢丹 営業統括部マネージャー中田圭亮さん
「中身は相変わらずお得な商品をしっかりと ご用意させていただいておりますので、 例年以上に力を入れて実施している。」

新型コロナで様変わりする消費の形。百貨店は新しいサービスや工夫で書き入れ時の年末年始に巻き返しを図ります。