静岡県 川勝平太知事(23日):「残念ながら、ステージ3の基準を超えて、富士市長は25万人が危機と。富士市全域の時短要請をしてほしいと。一番、私が大事だと思っているのは、医療態勢が崩壊することに危惧を持っている。残念ながら富士市立中央病院は感染症患者を受け入れられない。文字通り危機。いかにこの状態でストップさせるか。一応規定に従って協力金を受け取って、しのいでいただきたいというのが、私のメッセージです」
画像1: 静岡県富士市で夜8時までの時短営業 飲食店の客は3人、売り上げ1万4000円

 川勝知事が出した富士市への営業時間短縮要請は、23日から始まりました。富士市では24日も10人の感染者が確認されています。

杉沢洋佑記者(富士市内:23日午後8時半頃):「現在、午後8時半を過ぎたところです。こちらはJR富士駅の北口にある飲食店が立ち並ぶ商店街なんですが、人の気配がほとんどない状況となっています。

 「時短要請」の対象区域は、富士市全域。酒類を提供する飲食店やカラオケ店などは午後8時から翌朝午前5時までを営業休止にすることが求められています。

 静岡県から当初、「地区クラスター」と名指しされた富士駅北地区。この地で50年以上にわたって店を構える飲食店も、時短要請に応じることにしました。

 午後7時20分。通常よりも2時間以上早いラストオーダーです。

 時短要請では、午後8時までに客を帰らせる必要があるため、ラストオーダーと同時に店の暖簾を下ろします。

お客さん:「通常だったら6時半くらいに来るんですけど、時短ということで早め(5時)に来た。きょう来た店は、すごくお世話になっている店なので、時短ということを聞いて、応援したい気持ちで来ました」

 そして午後8時、営業終了です。

飲食店店主:「すごいお客さんが見えなくて、すごい寂しい1日でしたね」

 結局、きのう店を訪れた客は、たった3人。売り上げは1万4000円でした。1日あたり4万円の協力金が出ますが、それを足しても5万4000円。従業員9人が働くこの店にとって、十分なものではありません。

飲食店店主:「大変な時期だと思いますね。でも富士も結構(感染者が)出ていますからね。やっぱり協力するところは、協力しなければいけないと思います」

画像2: 静岡県富士市で夜8時までの時短営業 飲食店の客は3人、売り上げ1万4000円

 時短要請が出されたことで営業自体をあきらめ、休業する店も多い中、夕方5時の開店からわずか3時間でも営業を続けるのには、店主の強い思いがあります。

店主:「最低限でも営業しておかないと、この街も暗くなりますからね」

 時短要請は1月5日まで。今は時短要請終了後の県や市の対応に注目しています。

店主:「安全というか、お店にも行っていいですよという言葉をね、そういう言葉を上の方から発信してもらわないとダメだと思いますね。一回(悪い)お墨付きを貰っちゃうと、この辺は本当にゴーストタウンで今、人が通ってないですから」

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