静岡市長、新型コロナ感染者数増で「年内に判断したかった」1・3成人式、急きょオンライン開催切り替え理由を説明

来年1月3日に予定されている成人式を、オンライン形式に変更したことについて、静岡市の田辺信宏市長は「年内のうちに、最終的な判断をしたかった」と説明しました。

静岡市は、来年1月3日に成人式を草薙球場で行う予定でしたが、成人式をオンライン形式に変更すると発表しました。

3日は、新成人代表などで構成される実行委員会のメンバー約20人のみが草薙球場で式典を行い、その様子を市の特設ホームページで生配信します。

田辺市長は変更の理由について、「静岡市の新型コロナの感染者が増えている」、「年内のうちに最終的な判断をしたかった」と説明しました。

市によりますと、直近1週間における、人口10万人当たりの感染者数は、22日は6.4人でしたが、きょう時点で9.75人と右肩上がりになったことが決め手だということです。市は参加する予定の新成人およそ4300人に、特設ホームページのURLを記載したメールを送るなどして、対応しています。

画像: 12月15日、草薙球場での成人式開催を明言し、静岡市外からの参加者に早期の帰省を呼び掛けた田辺信宏市長

12月15日、草薙球場での成人式開催を明言し、静岡市外からの参加者に早期の帰省を呼び掛けた田辺信宏市長