2021年は夏に静岡県知事選挙があります。川勝知事は、4選出馬するかどうかを明らかにしていません。残り半年の任期にどう臨むのか、そしてその先は? じっくり聞きました。
画像: 静岡県 川勝平太知事(右)と石田アナ

静岡県 川勝平太知事(右)と石田アナ

静岡県 川勝平太知事:「終わり方を考える。これは4年間どう生きるかという生き方。常にいかにして終えるかと」

石田和外アナウンサー:「川勝知事が理想としている終わり方は?」

川勝知事:「全身全力を傾けて、これ以上できなかったなと。いつもそのつもりでいる」

 2009年の知事選挙。当時、大学の学長を辞め、出馬を決めた川勝知事は、知名度のない状況から県内に「ヘイタブーム」を巻き起こし、初当選。政治の世界に飛び込んできました。その時から掲げているのが、「住んでよし、働いてよし、訪れてよしの理想郷ふじのくに作り」です。しかし…。

人口減少に歯止めかからず

 知事就任当初、約378万人だった県の人口は、この11年で16万人余り減少。2018年の人口増減数は、全国43位と、減少の流れに歯止めがかかっていません。

画像: 人口減少に歯止めかからず

石田アナ:「2009年の就任当初から取り組んできた課題に、人口減少問題がある。成果が見えにくい難しさはあるが、この問題に関しては?」

川勝知事:「考え方としては、子どもを産んで経済的な負担が決して強くならないと。ある程度のことはやっているが、まだまだ不十分だというのは言われる通り」

石田アナ:「経済的な理由で子どもを産みづらいという環境もある。そこを支援するという考えは?」

川勝知事:「ありますよ。フランスで成功したのは2子、3子になればなるほど、お金が頂けると。これを認めて頂ければもっとできると思う」

石田アナ:「障がいになっているのは?」

川勝知事:「健康福祉部は一番お金を使うところだが、どこを優先するかというところで、今は医療体制の崩壊をいかに防ぐかと、その都度お金を注がなければならないことがあって、重点課題の一つにとどまっている」

「リニアが感染ベルトになりかねない」

 「ふじのくに」の理想郷作りを掲げて12年目。3期目の任期は残り半年です。この半年で重点を置くテーマが、「リニア問題」と「コロナ対策」です。

画像: 「リニアが感染ベルトになりかねない」

川勝知事:「コロナの時代に本当にリニアが要りますか、ということでこれはもっともな問い。コロナは大事、リニアも大事、元々、別々の問題だったが、今はこのアフターコロナの時代に、本当にまた似たようなことが起こってきたときにどうするかという時に、リニアは日本の国益に資するのかどうかと。(感染者全体で)3大都市圏が4人に3人の割合、そこを結んで一つの都市圏にしようという計画。リニアが感染ベルトになりかねない」

4選出馬は?

 夏に迎える次の知事選挙。「多選批判」も予想される中、川勝知事の4選出馬はあるのでしょうか?

川勝知事:「いい人がくればその人に譲るべきで、その人を主権たる県民が選ぶべき。なるべく多くの人が出て議論を戦わせるのがいい」

石田アナ:「知事の頭の中にバトンタッチしたい存在は?」

川勝知事:「10年前からいつもそれを考えてきた。本当に立派な人は、遠慮深いところがあって、そうでない人が俺が私がという人もいるので」

石田アナ:「バトンタッチしたい存在が出てくれば一番いいが、出てこなかった場合、県民が望むかは選挙前は分からないが…、それを知事が感じたらもう一期やる気力はある?」

川勝知事:「難しい質問。今はそういうことについて、やる気があるなどというと、いきなり選挙運動絡みの話が一気に社会に広がって、人様に迷惑をかけることになる。密を作りなさいと言っているのと一緒。今はそれを避けてください、と県の総意として皆さんの思いを訴えているときに、どうしてそんなことが言えるか。言ってはいけないこと」

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