<全国高校女子サッカー選手権:藤枝順心(静岡)3-0岡山県作陽(岡山)>◇決勝◇10日◇ノエビアスタジアム神戸

 藤枝順心が記録ずくめの優勝を飾った。岡山県作陽を3ー0で破り、同校にとって初で大会史上4校目(5度目)の連覇で最多タイ5度目の頂点。第26回大会(2017年度)以来、2度目の全試合無失点優勝は初めての快挙になった。

 序盤から組織的なハイプレスでボールを支配した。前半20分前後には攻め込まれたが、その後は奪われたボールもすぐに取り返し、ペースを握った。そして、立て続けにシュートを放った。しかし、同30分までに、ボールは3度も相手ゴールのクロスバーをたたいた。
 ストレスがたまる展開になったが、チームは主将のMF柳瀬楓菜(3年)を中心に1つになり続けた。柳瀬は持ち前の技術、戦術眼、運動量で他の10人をけん引。前半44分には、右サイドから切れ込んだFW窓岩日菜(2年)に絶妙のスルーパスを通した。
 後半に入ると、藤枝順心が真の強さを発揮した。同2分、左のショートCKから上がったクロスを窓岩がヘッドで合わせて先制。今大会自身4点目、得点女王に並ぶ1発でチームに勢いをもたらせた。その後も2点を重ねて、同40分、岡山県作陽に放たれたシュートもポストに当たる運も持ちあわせた。
 試合はこのまま終了。多々良和之監督が理想にするFCバルセロナのようなパスサッカーが魅力になり、藤枝順心には全国から有望選手たち集まっている。そして、そのサッカーを鍛錬で得た豊富な運動量が支えた。直近6年で4度優勝。名門藤枝順心があらためてその名を全国にとどろかせた。

画像: 今月7日、準決勝帝京長岡戦に臨む直前、藤枝順心イレブンは、負傷離脱しているDF磯部美夏のユニホームと一緒に写真に納まった(写真は藤枝順心高提供)

今月7日、準決勝帝京長岡戦に臨む直前、藤枝順心イレブンは、負傷離脱しているDF磯部美夏のユニホームと一緒に写真に納まった(写真は藤枝順心高提供)

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