18日夜、静岡県が緊急の会見を開きました。

静岡県会見(18日夜):「18日夕刻、厚労省から県内で確認された英国等の渡航歴のない新型コロナウイルス患者3人から英国由来の変異種が検出された」

画像: 静岡県会見(18日夜)

静岡県会見(18日夜)

 静岡県内の3人からイギリスで流行している感染力が最大1.7倍強いとされる変異型の新型コロナウイルスが検出されました。国内で感染経路不明の変異種の感染者が確認されたのは初めてのことで、それが静岡県内で起こったのです。

静岡県会見(18日夜):「県内変異株感染者1、2、3については海外渡航はなく、海外渡航した人との接触も確認されていない」

 県内の3人はイギリスを含め海外への渡航歴はなく、滞在歴がある人との接触もありませんでした。国内で初めての変異種の市中感染の可能性もあるのです。

 東京では厚生労働省も会見を開きました。

Q.市中感染についてどのような所見か?

国立感染症研究所 脇田隆字所長:
「渡航歴がなく変異株が検出されたのは、国内で感染が起きたと推定できる。静岡の検体をこれからモニタリングを強化していく。現在どの程度まん延しているか、市中感染が起きているかは、ここでは評価を控えたい」

画像: 【新型コロナ】渡航歴ない3人、国内初めて変異種の市中感染か…国は静岡県の調査を強化

 そもそもなぜ、厚労省は、静岡県の患者の変異種感染を疑ったのでしょうか。  厚労省では、まず県外のAさんについて変異種感染を疑いましたが、ウイルス量が少ないため特定はできませんでした。その濃厚接触者である静岡県内に住む20代の女性とさらに20代の女性の濃厚接触者である40代女性の2人を調べたところ、イギリス由来の変異種が確認されたといいます。それでは60代男性の変異種感染はどのようにしてわかったのでしょうか。

静岡県会見(18日夜):「2人の検体を国立感染症研究所に送ったときに、同時に他の陽性者の検体もサンプリング調査で同時に送付した」

 20代と40代女性の検体を国立感染症研究所に送る際に、県は2人と同じ保健所で確認された12人分の感染者の検体も送っていました。その12人のうちの1人が60代の男性だったのです。つまり、女性2人と60代の男性には、同じ保健所管内に住んでいるということ以外に関連性はないのです。

静岡県会見(18日夜):
Q.同時に送ったサンプル調査で1人含まれていたということは、さらに他にも県内感染者で、変異株の可能性あると思うが?

静岡県担当者:「さらに30数人の陽性者の検体も国立感染症研究所に送っていて、ある程度変異株の%があるのか低いのか、だんだんわかってくると考えている」

静岡県会見(18日夜):
Q.通常感染者は市町名を公表しているが、変異株に関しては?
静岡県担当者:「特定の市町名を出すのは現時点では差し控えたい」

Q.数十検体出した保健所の管内ではこの期間、変異株の強い感染性をもつと疑われるような急激な上昇は?
静岡県担当者:「ある程度感染者が多数いる地域ではあると考えている」

 県は変異種が確認されたエリアや保健所を非公表としました。

静岡県会見(18日夜):
Q.静岡が3人も急にでたのは、静岡で広がっているという心配を与えるが?
静岡県担当者:「他地域でも今後見つかる可能性あるのではないか。本県が特別、変異株の多い地域かは今後の調査でないとわからない」

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