22日、静岡県内35の自治体の市長町長で作る市長会と町村会の会長らが、知事室に「直談判」に訪れました。緊急事態宣言の発令を国に要請するよう、川勝知事に求めるためです。
画像: 静岡県の市長町長が「緊急事態宣言」の国への要請求める 知事「ステージ4は1つもなく(要請を)出しようがない」

市長会会長 斉藤栄熱海市長:「英国由来の変異ウイルスの市中感染が、国内で初めて静岡県で確認された。私は新型コロナの感染の新しいフェーズに入ったと考えている。静岡県が緊急事態宣言の対象となるよう国に対して要請することを、県の市長会・町村会として強く要望する」

 この要望に川勝知事は…。

静岡県 川勝平太知事:「今この要望を頂いたが、緊急事態宣言が出ている都府県は基準を持ってやっている。熊本や広島で出してほしいと言っても蹴られた。言い換えると、うちは大体、6項目7指標の中でステージ4は1つもない、県全体で。従って(要請を)出しようがない。出しても蹴られる。緊急事態宣言は私の権限で出すことはできないし、国は許可しないのはわかっているから、緊急事態宣言による救済は難しい。つまり給付金1人につき6万円、これはできない」

川勝知事「緊急事態宣言は無理筋」

 「緊急事態宣言の要望」を明確に断った川勝知事。国の予算を活用した飲食店への支援策などを説明しました。

画像: 川勝知事「緊急事態宣言は無理筋」

川勝知事:「緊急事態宣言は無理筋な話ですから、はい分かりましたと言っても、約束は守れない。これははっきりしている」

斉藤熱海市長:「これまでの政府、後手後手に回って、その結果が今を生んでいると考えている。今回の変異ウイルスは、今までと違うウイルスで、私はこのウイルスの感染によって、一気にステージ4になってしまう恐れがある。そうなる前に動くことが大事。ですので、ぜひ、この点について再考願いたい」

川勝知事:「緊急事態宣言が後手と私に言われても困る」

地域で温度差も…

 関係者によりますと、今回の要望をまとめるにあたっては、緊急事態宣言を強く求めていたのは県東部の自治体が中心で、市長会、町村会の中でも温度差があったといいます。

画像: 地域で温度差も…

 要請後、記者団の取材に斉藤市長は…
市長会会長 斉藤栄熱海市長:「感染者数、あるいは病床のひっ迫度という点では東部が抜きに出ている。しかも今回の(変異)ウイルスが東部保健所管内ということなので、西部中部との温度差があるが、違いはあってもきょうこういう形で要望することに対しては賛同いただいた」

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