父親の弁護側「息子は虚言壁がある」と主張…子供と共謀で置き石などをした罪に問われた被告の裁判 浜松市

浜松市内で息子と共謀し、置き石などをした罪に問われている父親の裁判で、検察は懲役7年を求刑しました。

起訴状などによりますと、浜松市に住む47歳の無職の男は、おととし7月から8月にかけ、当時12歳の息子と共謀して、市内の路上にコンクリートブロックを置くなどの往来妨害罪や、農機具小屋にライターで火をつけ全焼させる器物損壊罪など、6つの罪に問われています。

この裁判では息子が「父親と相談して一緒にやった」と証言する一方、父親は犯行現場にいたことは認めたものの「息子が主体的にやったことで、自分は一切関わっていない」と話し、主張が真っ向から対立していました。

きょうの裁判で検察は「息子の証言は信用でき犯行は常習的で計画的」と指摘した上で、「息子に責任を押しつけたのは卑怯卑劣で反省していない」として懲役7年を求刑。

一方、弁護側は「息子には以前から虚言癖があり証言は信用性を欠き、事件は息子が主体的に行動していた」として、窃盗など一部の罪は認めたものの、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は3月17日に言い渡されます。

画像: 浜松市で息子と共謀して置き石をした罪などに問われた父親の裁判 懲役7年を求刑 youtu.be

浜松市で息子と共謀して置き石をした罪などに問われた父親の裁判 懲役7年を求刑

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