静岡県知事強制収用した元地権者と面会「説を曲げなかったのは立派なこと」

JR沼津駅周辺の鉄道高架化事業をめぐり、静岡県の川勝平太知事は、明け渡しに応じず県が強制収用した土地の元地権者と面会したことを明らかにしました。

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静岡県知事強制収用した元地権者と面会「説を曲げなかったのは立派なこと」

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● 川勝知事
「私は心からお詫びを申し上げた代執行になったと。そしたら、お詫びをされるには及びませんと。私は個人の信念でこの土地をゆずらなかったとおっしゃった。」

JR沼津駅周辺の鉄道高架化事業をめぐっては、沼津市の原地区に新しい貨物ターミナルを整備する計画ですが、元地権者が土地の明け渡しに応じず、先週県が強制収用を行いました。これを受け、きのう夕方川勝知事が元地権者の自宅を訪れ、面会が実現したということです。

● 川勝知事
「沼津市の発展の歴史の1ページにあなたの名前は残ると申し上げました。説を曲げなかったのはまことにご立派なことであると」
県によりますと、元地権者は土地収用に関しては、一定の理解を示したということです。