40年間愛された「特急 踊り子」引退 鉄道ファン「国鉄時代からの電車で思い出がある」 静岡・下田市

 東京と静岡県下田市を結ぶ「踊り子」で使われている185系の車両は、旧国鉄時代の1981年に導入されました。しかし、老朽化などで3月13日から新しい車両になり、12日で定期運行は終了しました。

画像: 伊豆を走る特急踊り子

伊豆を走る特急踊り子

画像: 40年間愛された「特急 踊り子」引退 鉄道ファン「国鉄時代からの電車で思い出がある」 静岡・下田市

 下田市の伊豆急下田駅には多くの鉄道ファンが集まって、東京へのラストランを前に、思い思いに写真を撮っていました。

東京から踊り子に乗りに来た:「毎年、家族で春に伊豆に旅行に来ているんですけど、毎年踊り子を見てきたので、本当に思い出深い車両です。この春に引退ということなので、きょうは最後2人で楽しみたいです」

この185系は今後、「踊り子」以外の臨時列車として使われる予定ですが、詳細は決まっていないということです。40年も走り続けたということで、若い世代からシニアまでに愛された「踊り子」。長い間、お疲れさまでした。

    (13日放送)