静岡大学の将来構想を話し合う協議会の最終回の会合が29日開かれ、地域の課題を踏まえた提言がまとめられました。浜松医科大学との統合・再編についての可否は言及しませんでした。

 「静岡大学将来構想協議会」は、静岡大学と静岡市が去年1月に設置し、静岡大学と浜松医科大学の統合・再編を含めた大学改革構想を議論してきました。

 6回目で最終回となる29日の会合では、協議のとりまとめが行われ、統合・再編については「法人の統合には理解が示されたが、再編は静岡キャンパス側のメリットが分かりにくく、理解しかねるという意見が多かった」などとするにとどめ、協議会として可否を決めるまでは踏み込みませんでした。

 そのうえで、若い世代の人口流出など地域の課題を踏まえ、「人材育成につながる新しい学部の設置」や「静岡大学が持つ多様な分野と浜松医科大学の医学・看護分野のさらなる連携の推進」など7つの提言がとりまとめられました。

静岡大学将来構想協議会 篠原光秋座長:「最初はその(統合再編の可否の)結論を出す役割かと思ったが、どうもそうじゃないと。将来像さえしっかりしていれば、統合しようが再編しようがステークホルダーの静岡市民や静岡県民、そういう人たちにとって不利にはならないのではないか」

静岡大学 日詰一幸次期学長:「大学の再編については反対意見もあれば賛成意見もある。まだ1つの方向性が導きだせていない状況。地域の将来を見据えた中で、静岡大学がどういうふうにこれから進むべきか、みなさんと一緒に考えながら最終的な着地点を見つけていくことができればいい」

This article is a sponsored article by
''.